30代でのマレーシア移住生活の実際


まだギリギリで20代の頃にマレーシアに移住し、
間もなく30代になった。

それから約2年、そのまま暮らしてきた。

その体験から得られたものをまとめてみようと思う。

クアラルンプールのオフィスビルの吹き抜け
まず、30代でマレーシアに移住したことで
視野が広がったというメリットがあった。

国によって物価が違うのを肌で感じて
お金の価値は1つだけではないことも分かった。

先進国で便利な生活をする選択肢がある一方、
新興国でコストを抑えながら暮らすこともできる。

後者の場合、人件費や物価の安さを活用して
快適に暮らすこともできる。

たとえば、タクシーを足として気軽に使ったり。

また、新興国が意外に発展していることも実感できた。

マレーシアも場所によって発展度は違い、
クアラルンプールの一等地は先進国と変わらない。

その反面、ボロボロの小屋が立ち並ぶエリアもある。

こうしたことは実際に移住するまでは分からなかった。

油っぽくて癖の強いマレー料理、
たとえばワンタンミーやチャー・クイッティオ、
ビーフ・レンダン等が最初は美味しくても
半年もたたずに飽きるものだと知ったのも意外だった。

これはジョホールバルで生活して
初めて身体感覚を伴って腹落ちした。

20代になって初めてヨーロッパを旅した時に
様々なカルチャーショックを受けたように、
30代はじめにマレーシア生活を送ったことで別の衝撃を受けた。

これまで海外に持っていたイメージが崩れ、
先進国と新興国の距離が思ったより近いことを知り、
その一方では歴然とした差も存在することを理解できた。

また、私が移住した当初は
日本よりマレーシアのほうが自宅以外でwifiが使える場所は多かった。

カフェでは使えるのが当たり前だったし、
こうした点では日本以上に利便性が高い。

新興国としてあなどっていられないだけの
成長を遂げているのが分かった。

結局、2年住んだ後にはマレーシアからフィリピンに移住した。

一生住もうと思っていたわけではないし、
もっと様々な国を見てみたかったので。

フィリピンにも永住はしないので、
また転々とすることになるだろう。

20代の終わりに海外に出たことは
私の人生を前に進めてくれた。

そして、まだ30代のうちに様々な体験をしておきたい。

多くの国を周りながら。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
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