タイの6ヶ月マルチプル観光ビザの取得に失敗


タイで6ヶ月有効なマルチプルビザの発給が
開始されたのが2015年11月。

それからまだ1年もたっていない。

タイランドエリートカードやイージーアクセスが
廃止された後に復活したり、

ダブルの観光ビザがマルチプルビザの開始にともなって
今後は制度から外されることになったり、

ビザなしの滞在日数を繰り返した場合の
許容日数の枠が廃止されたりと、

最近のタイはビザ制度の変更が頻繁に行われている。



今後、イージーアクセスを取得することを考えているが、
実験的に6ヶ月のマルチプルビザで渡航し、
バンコクの住み心地を改めて確認してみることにした。

これまではビザなしで入国していたため、
毎回30日を越えない範囲で出国していたが、
マルチプルビザがあれば1回の滞在で60日まで、
その後も6ヶ月以内なら繰り返し入出国が可能。

気が向いたら、
プーケットやサムイ島、サメット島、パタヤ等に
足を運んでみてもいい。


ということで、まずは取得に向けて情報収集。

スタートから1年もたっていない制度のため、
どうもビザの取得サポートをしている業者も
十分な情報を持っていない模様。

そして、他の多くのビザの場合ところなり、
ラオスやカンボジアのような近隣諸国のタイ大使館で
手続きをすることはできないらしい。

かと言って、バンコクの移民局でもだめなようで、
日本人は東京にあるタイ大使館に行かなければいけない。

この点は私も確信がなかったが、
仕方ないので東京まで行くことにした。



ヨーロッパ88日の旅を控えていたので、
ブダペストからのフライト先を
バンコクではなく東京の成田空港にして航空券を予約。

6ヶ月のマルチプル観光ビザ取得のために
一時帰国をすることにした。


事前に書類を用意しておきたかったが、
大使館のホームページだけでは情報が不十分なところが多い。

しかし、メールや電話の質問は受け付けておらず、
質問は事前に予約をしてから大使館を訪問して
行うようにという旨が書かれていた。

これはハードルが高い。

目黒駅近くに大使館があるため、
その近隣に住んでいる人ならともかく、
私のように海外在住だったり、
国内に住んでいても地方在住だと
質問のためだけに目黒まで行くのは大変。

ひとまず、揃えられる範囲で書類を揃え、
それを携えて帰国早々大使館を訪れた。

質問をしてみて、
そのまま申請できそうならするつもりで。



なお、前日に会った人が
たまたま以前に目黒に住んでいたことがあったらしく、
タイ大使館の場所は知っていたものの、
入り口はどこかわからないという話。

人の出入りを見たことがないという言葉も。

一抹の不安を抱えながらも
山手線を目黒駅で降り、
大使館があるはずの場所へ向かった。

結果としてスムーズに建物が見つかったが、
どうも裏手のようで入り口がない。

道なりに進んでいくと、
どんどん大使館から離れてしまう・・・。

ずいぶん遠回りをした後、
ようやく到着することができた。

なお、セキュリティ上の問題で、
建物の外観を含めて撮影は禁止。

外からの撮影も不可というのはかなり厳しめ。

マニラやクアラルンプールの日本大使館も
内部はだめでも外からの撮影はノーチェックだった。


ただし、スマホやパソコンの持ち込みは可能なので、
この点の規制はタイ大使館の方がゆるく、
待ち時間を有効に使えるので助かった。

月曜日だったためか、
建物の中は人がいっぱい。

最初に渡された順番待ちのチケットでは、
14人待ちだった。



順番が回ってくるまでに
聞いておきたいことを頭の中で確認。

窓口の担当者は離れたところからは
日本人かタイ人か見分けがつかなかったが、
話してみたらタイ人だった。

ただしイントネーションが独特なだけで、
意思疎通にはまったく不安を感じないレベル。


さっそく質問を。

まずは6ヶ月のマルチプルタイプの観光ビザを
取得したい旨を伝え、
途中で出国の航空券が申請の時点で
必要かどうかを聞いてみた。

入国の航空券は購入済みだが、
ビザが取れなかった場合のことを考えると
出国用の航空券の日付も決められない。

これについては、
出国用航空券もあった方がベターだが、
正当な理由があれば英文で書いた書類を提出すれば
申請は受理するとのこと。

ただし、ビザを発給してもらえるかどうかは
審査結果次第ということになる。

取得に向けて万全を期すのであれば、
事前に全期間の入出国の航空券があったほうが
理想的という話だった。



その他にもいくつか確認した点があったが、
もっとも問題だったのは過去6ヶ月分の残高証明書。

ハンガリーにいる時に銀行に連絡したところ、
最新の残高証明書と
過去半年分の取引明細を出してくれるということだったので、
それを用意してもらうことにした。

各取引とそれぞれの日の残高が記載されているので、
過去6ヶ月分の残高を証明する書類として使えるだろうということで。


しかし、結果としてこれはだめだった。

必要なのは過去6ヶ月の月末の残高証明書で、
銀行発行のものであっても取引明細では
代用は不可とのこと。

明らかな書類不備がある状態では
申請をしても却下されるのが目に見えているので、
この日は大使館を後にして
銀行に改めて依頼を出すことにした。


なお、6ヶ月のマルチプル観光ビザを申請しても、
シングルビザの発給になる場合もあるらしい。

その場合、申請料の差額は返還されるとのこと。


また、仮に観光ビザの申請を断られても
ビザなしでの入国には影響がないということで、
この点は朗報だった。



タイ大使館を出てから、
さっそく銀行に連絡を取りたかったが、
なにしろ日本で使える電話がない。

海外から戻ってくると、
なんだかアウェイな感じがする。

公衆電話を見つけて、どうにか連絡をつけたが、
日本を出る日程までには残高証明書を用意できないとの回答。

一週間から10日を要するという話で、
この時点でタイのマルチプル観光ビザの取得は
断念することになった。


いっそバンコクへのフライトの日時を変えるとか、
航空券を捨てるという選択肢もあったが、
今回は日本国内での移動も予定しており、
約束も入っていたのであきらめることにした。

この時点でバンコクにはビザなしで行くことが決まり、
滞在期間は延長手続きをしないかぎり
30日以内に制限されることに。

今は自宅を持たずにホテル暮らしをしているが、
半年はタイに住む予定だった。

ということで、
バンコクにいる間に次の予定を決めなくては(苦笑)。

どうとでもなるとは言え、
少しばかり面倒な気持ちは拭えない。

それ以上に、わざわざ日本に一時帰国したのが
完全に無駄足に終わったというのは
なんともやりきれない。

ブダペストから直接バンコクに飛んだほうがよかったような。


ひとまず、イージーアクセスを取得して
タイに5年間住む権利を得ること、
他の国に渡ることの両方を視野に入れながら
今後のことはのんびり考えようと思う。

焦るほどのことでもないので、
ひとまず半月ぐらいでゆっくり決めれば十分だろう。



メールアドレス

よく読まれている記事

1位:世界一周を日常に変える方法

2位:【無料】海外移住オンラインセミナー

3位:パワハラ・リストラからの人生逆転















本当に伝えたかったこと


メールアドレス
取扱い上の注意
執筆者、伊田武蔵
伊田のこれまで
カテゴリー
人気記事

ページの先頭へ