海外で働くことについて、移住者が実態を暴露


海外で働く場合、人に雇われる場合と起業をする場合があるので、
今回は主に雇われる場合についてお話しようと思う。

私はマレーシアとフィリピンに住んで、
自分のビジネスを行ってきた。

現地で働く日本人とも会う機会が多かったし、
ためしに求人を見たりしたこともある。



サラリーマンとして海外で働くのなら、
まず大きな違いとなるのは入口の部分で、
現地採用と駐在員では給料や待遇に大きな開きがある。

現地採用というのは、
文字通りその国での求人に応募して雇われること。

縁故で就職する場合もこれに該当する。

海外で縁故で働くなんて
普通ではありえないように感じるかもしれないものの、
たとえば日本人向けの不動産屋やビザ取得業者にお世話になり、
それがきっかけでその会社に就職した人を何人も知っている。



この現地採用の場合の問題点としては、
とにかく給料が安いこと。

通常は新興国だと現地の人の給料と日本人の初任給の
間ぐらいの金額になることが多い。

いくら物価が安い国であっても、収入が安いのでは余裕はないし、
福利厚生の部分も日本国内のように充実していない。


さらに、会社によっては重要なポストを現地採用の社員には
任せないこともある。

官僚のようなもので、採用の時点で出世できる限度が
決まっているのが海外進出している一部の日本企業。




一方、駐在員は日本で就職し、
一時的に海外で働くサラリーマンを指す。

この場合は給料はそのままに各種の待遇は手厚くなり、
現地では高級に分類されるコンドミニアムを
会社の経費で割り当ててもらい、
優雅な生活が送れることになる。

ただし、本人にとっては不本意な国に異動を命じられることもあり、
働く国を選べないのが一般的。

現地採用に比べるとプレッシャーもきつく、
仕事において大きな成果を求められることも多い。



このように、現地採用と駐在員では特徴が異なる。

どうしても海外でサラリーマンとして働きたいなら、
待遇を考えると日本で海外勤務のある会社に就職し、
積極的にその意思を表明するのがいいのだろう。

もっとも、願いがかなうかどうかは運次第なので、
この戦略だと確実さはない。




ちなみに、フィリピンで求人募集の張り紙を見ると、
月収10万円前後で日本人を募集していることがある。

やはり日本人向けのサービスを展開している会社や、
コールセンター関係が多い。

そもそもフィリピン人の平均所得は月3万円から4万円で、
日本語を話せる人も多い。

わざわざ月に30万も40万も払って、
何のスキルもない日本人を雇うというのは
そうそう考えられない。


単純に収入の面だけを考えると、
現地採用として働くことはメリットが少ないし、
勤め先となる企業の安定性にも一般論として疑問が残る。

よほど海外に住みたいというのならともかく、
そうでなければ現地採用での勤務はお勧めはしない。

サラリーマンを続ける前提でいるのなら、
特にメリットはなさそうなので。




海の向こうで起業しようという場合は話が別で、
商習慣や文化の違いによる苦労も多いものの、
チャンスも大きいのは事実。

たとえば飲食店を開業してわずか半年で
開業費用を回収できるケースもアジアの新興国では報告されている。


付加価値の高い日本食、
たとえば山頭火のラーメンやココイチのカレーなどは
日本国内と同程度の金額を付けているのに
タイやシンガポール、フィリピン等各国で
お客さんがしっかり入っている。

行列ができている店まである。


人件費やテナント代が安くて、
顧客単価が同程度ということは利益率が高くなる。

そうした可能性を見出して進出しているのは
個人ばかりではなく企業でも同じこと。



この場合には、海外で働くことで
日本よりもずっと競争のゆるい環境で
大きなリターンを得られる可能性も出てくる。



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執筆者、伊田武蔵
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