頭が良い人の考え方に共通しているポイント


この数年私自身が独立したこともあって、実社会というか、経済社会の中で、いわゆる頭が良い人と会う機会が多くなり、彼らの考え方や行動に触れることが増えた。

ここで言っているのは、いわゆる学力とかIQの話ではなくて、実際の社会で成功できるかどうかとか、あるいは起業をして、経営者として会社を大きくできるかどうかといったところでの頭の良さの話。

東大や京大に首席で合格できるとか、そういった類の話ではないことは、先に断っておく。

そういった意味での頭の良い人の考え方の特長として、行動が前に進んでいくように思考しているというものがある。

逆に多くの人というのは、変化に対して極端に体勢がなく、新しいことを始めようとした時に、とにかく心理的な抵抗を感じる傾向がある。

例えば経営者の場合であれば、新規事業に参入するかどうかといったところや、あるいは既存の不採算事業への撤退も含めた対処とか、場合によってはリストラとか、そういった決断もしなくてはいけない。

一般のサラリーマンであれば、とても耐えられないようなプレッシャーを感じながら、彼らは日々の仕事をしているわけだが、そういった中でどんどん行動を積み重ねていき、経験値を上げている人たちというのは、やはり頭が良い人が多い。

実際問題として言うと、野生児のような人もいて、いわゆるIQよりも野性的な勘の良さで、経営している人もいる。

しかしながら、ここで言うのは、知識や論理で判断している人のことを、取り扱っていると考えていただきたい。

頭が良い人と普通の人の決定的な違い

多くの人は、人間の本能的な判断の仕方にのっとって生きている。

というのは、先に感情で判断をしておいて、それを論理で後付するということ。

これは無意識のうちに行うことであって、子供から大人まで共通して人間に備わっているシステムであると言える。

しかしながらこれは、感情の支配下に置かれている状況なわけで、人間の本能として変化を恐れるとか、リスクを取りたくないという気持ちに支配されることになってしまう。

頭が良い人というのは、こういった感情の束縛から逃れるために、客観的に自分自身や物事を見る癖をつけている。

しかしながら、それは単に冷徹であるとか、ロボットのようであるということではなく、より現実的な見方をするということでもある。

例えば、人間を感情の存在しない機械のように扱ったとすれば、実際には予想と同じように人が動くことはない。

これは自分自信ですらそうだし、まして他人であれば、感情に配慮しなければ、思うように行動してくれないのは当然のこと。

頭のいい人の考え方としては、先に論理で考えて、感情をその後で配慮するというもの。

つまりどうあるべきかということが先にきて、それを実現するためには、感情がどのように関わってくるかということを考える。

それは従業員に対して仕事を命じる時もそうだし、自分自身の行動目標を立てる時にも言えること。

当然ながら自分と他人とでは、期待できる範囲が違うということも彼らはよくわかっている。

先に感情で判断するのか、それとも論理を頭に持ってくるのか、これによって得られる結論というのは、全然違ってくる。

どちらにしても、人間は感情という制限から完全に抜け出すことはできないが、1か0かという2択ではなく、その間にあるグラデーションの中で、いかにして最適値を見つけるかというのが、頭の良い人の考え方。

白と黒をハッキリさせるというのは、分かりやすさという意味では気持ちがいいが、現実離れした結果になったり、あるいは最良と呼べる選択から、大きく離れてしまうことになる。

ある意味で言えば、妥協をしなければいけない点が多々あるということも、現実の世界では日常茶飯事で、経営者にとって追うべきものは、理想だけではない。

そういったことを多くの頭脳が優れている人を見ている中で、感じることとなった。

恐れや不安の感情から抜け出すということ

どれだけ論理能力が優れていたり、頭の回転が早い人であっても、常に感情に振り回されているのでは、まともな判断はできない。

そして、私達の日常において、最も面倒な感情というのが、不安や恐怖といったもの。

例えばこの先、自分の一生が安泰であると思っている人は、少数派であると思う。

まして、孫やこの世代まで安心して暮らせると思っている人は、ますます減っているだろう。

例えば、子を持つ母親が陥りがちな罠としては、我が子を守ろうとする気持ちが強すぎるため。

言い換えれば、自分の子供に問題が起きるリスクを排除するため、必要以上に神経質になったり、それによって周囲に喚き散らしてしまったりとか、過剰な反応をしてしまうということ。

これもまた、我が子に危険が降りかかるという恐怖がもとになっている。

あるいは自分の将来が不安で、現在が楽しめないとか、キャリアに自信が持てないとか、そういったことで鬱々と悩んでいる人も多い。

不安や恐怖の感情というのは、油断しないための厳選のようなものなので、完全に取り払うものではない。

しかしながら、それに支配されている状態というのも好ましくなく、頭が良い人はこういった感情を上手にコントロールしている。

それは客観的に、環境を整えるということが答えである場合もあれば、自分の感情との付き合い方がうまいこともある。

前者としては、資産を作り、尚且つリスクを分散できるような形にしておくというのも、1つのかい。

例えば、株式や預貯金や不動産、債券といった性質の違う資産に分散することによって、経済危機等が起こったとしても、うまくその状態をやり過ごすことができる可能性は増える。

まして、資産を日本だけではなくて、海外の数か国に分散しておけば、更にその安全性は高まる。

後者としては、瞑想を行うような経営者も多いし、自分の考え方だけに凝り固まらず、周囲に意見を求めたり、あるいはコーチを付けることで、第三者からの意見をもらう人もいる。

他にも散歩や、事務で汗を流す時間を作ることによって、一時的な感情を洗い流すという方法を取っている人達も少なくない。

頭が良い人は、世界との向き合い方というのも、色々考え実験を繰り返している。

そういった人たちの考え方を取り入れるということは、よりよく生きるということのショートカットにも繋がり、学ばされる点がとても多い。



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執筆者、伊田武蔵
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