バックパックの新しいメリットが見つかった


旅行するときに、荷物をスーツケースに詰めるのか、それともバックパックを持参するのかという点は好みが分かれるところ。

頑なにバックパッカーでありたいと思い、年齢を重ねてもスーツケースを持たない流派の人もいるし、体力的な問題で車輪が付いているスーツケースの方がころころと少ない力で転がせるので楽だという派閥の人もいる。

基本的なバックパックのメリットとしては、悪路であろうと関係なく背負って歩けるので道を選ばない点があるが、それ以外にも一つ今回新しいメリットを発見した。

というのは、タクシーに乗る際に、スーツケースだと基本的に後部座席のところには乗せてもらえず、トランクに積むことになる。

しかしながら、悪質なタクシーの場合、乗客が降りた後でトランクを開けずにそのまま走り去る事例がある。

私の友人もマカオでその被害にあっているが、そのスーツケースが自分の災難を連れ去ってくれたのだというよくわからない納得の仕方をしていた。

とはいえ、個人的にはそんな目には遭ういたくないので、できるだけトランクに物を乗せたくないし、一人でなければ誰かが車内に残っておいてタクシーが走りださないように監視し、残った人でトランクの中の荷物を全て取り出してから降りるといった策を打てるが、これも一人の場合にはできない。

バックパックの場合は余程大きな物でなければ、タクシーの後部座席に乗せることを断られることはめったにない。

もっとも、マレーシアではそういったケースに遭遇したこともあるが、あの国ではそもそもタクシーの運転手がたびたび反社会的な振る舞いをするため、何を考えて生きているのかわからないことも往々にしてあったので、かなり特殊な事例といえるかもしれない。

何にせよ、ほとんどのケースにおいて、タクシーの中にいても自分のそばに置いておけるのはバックパックのメリット。

いわゆるバックパッカーの正当な派閥の人は、あまりタクシーを使わないイメージがあるが、そこら辺にこだわらずに柔軟に旅をしているのであれば、この点は考えておいてもいいのかもしれない。

私は現在スーツケースで旅をしているのだが、今日は不思議なことが起こった。

というのも、スーツケースの鍵が壊れたようで、今朝になって朝食から戻ってくるとうまく開かなくなっていた。

ちなみに、今はフィリピンのセブのホテルに滞在しているが、このホテルの朝食はまあまあで、だいたいパイナップルとすいかとバナナが果物としてあり、それ以外にレギュラーで米とシューマイ、オムレツや目玉焼き、それからレタスやトマト等の簡単な生野菜がある。

それ以外は日替わりでいろいろ出てくるが、今日は白身魚のフライとかウインナー、それと春雨のようなものがあったし、昨日は炒めたベビーコーンや人参等の野菜だったり、ポークビーンズといわれる豆料理だったり、魚をグリルしたものだったりした。

そしてスーツケースをいじっていてもなかなか開かないので、業を煮やし、いっそのこと破壊するしかないかとも考えたが、少し時間を置いて、ダイヤルをいじりまわしていたら、どうやら3ケタのうち最初の一つの番号がずれていることが判明した。

例えば、今までの番号が777だとすると、それが677に変わっていた。

なぜこのようなことが起こったかわからないし、このスーツケースの番号は途中で変更しようと思えば可能だが、そういった手続きをした記憶もない。

小さな穴の中に針のようなものを通さなければ変更できないので、偶然変更されるとも考え難く、またその番号がずれていたダイヤルだけぎちぎちとぎこちない動きをするようになっているので、もしかしたら、近々再び問題が起きる可能性もある。

いざという時はブルガリアでやったように、鍵の部分ではなくて、ジッパーの根元の部分をワインオープナーのような尖ったもので、てこの原理を使ってこじ開けてしまえば問題ないので、あまりくよくよせずにこのまま旅を続けてみようと思う。

次にバンコクに行こうと思うので、そこで買い換えるのもあり。

ひとまずセブにいる間は、このままやり過ごす予定でいる。

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