バリカサグ島近くでイルカの大群と遭遇


パングラオ島からバリカサグ島へのアイランドホッピングやドルフィンウォッチングは、約8ヶ月ぶりとなる。

前回は、目に見える限りで20頭から30頭ほどのイルカを確認することができたし、一緒に船に乗っていた人の中には、船が止まっている間、海面に足を付けていたら、イルカが足に触れてきたという人もいた。

そうした例外はあるにしても、基本的に離れた位置でたくさんのイルカを見ることができたのが前回。

今回は出発が遅れたこともあって、なかなかそういった機会には恵まれず、このままバリカサグ島に到着するかと思われた。

実際、もうすぐ近くにバリカサグ島を確認できたので、2度目のドルフィンウォッチングは失敗に終わるかと思ったが、実際には到着直前になって大量のイルカを間近で見ることができた。

触れることができるほど近くには来なかったものの、20mほど先を何度も大量のイルカが泳いでいた。

水面を跳ねているのは、オスだけということなので、おそらく水中にいるメスのイルカも含めると、50〜60頭は下らないと思われる。

しかも一つの群れだけではなくて、おそらく二つか三つの群れと遭遇することができて幸運だった。

頻繁にドルフィンウォッチングに来ている人の話だと、先月まではあまりイルカを見ることができず、ひどい時にはドルフィンウォッチングに来ている船の方が、イルカの数よりも多いケースすらあったそうで、今回はかなりの当たりだった模様。

ちなみに私が行った時には、ドルフィンウォッチングに来ていた船は6艘で、この日はかなり少なめだった様子。



楽園の環境が変わってしまう懸念も

今後パングラオ島に国際空港が建設されると、アロナビーチからバリカサグ島にアイランドホッピングでやってくる観光客が大幅に増加すると予想できる。

バリカサグ島でドルフィンウォッチングやシュノーケリングを楽しむのであれば、今のうちの方がいいかもしれない。

さすがにそこら中に船がある状態があまり美しい光景とは思えないし、せっかくならありのままに近い自然を楽しんでおきたいところ。

交通の便が整ってしまうと、そういった素朴さはどうしても失われてしまう。

タイのパタヤビーチは典型例だろう。

今の段階であれば、空港の完成に向けて道路の整備も進んで、タグビララン空港やフェリーターミナルから移動するのもストレスが少ない。

交通量の少ない島なので、基本的に渋滞が起きることはないし、タグビララン空港から30分程度見ておけば、アロナビーチへの移動も簡単。

そういったことを考えると、あえて国際空港が完成する前の段階である今、パングラオ島やバリカサグ島、あるいはその近くにあるバージン島などに行っておくのは、優れた選択であるように思う。

少なくとも今の段階であれば、アロナビーチで今にも降り出しそうな星空を見ることができる程度に自然が残っているが、それがいつまで続くのかはわからない。

事実として、セブ島ではもう満天の星空を眺めることはできず、経済発展によって失ってしまったものもある。

もちろん、国際空港がパングラオ島に出来たところで、ボホール島がセブシティのような商業都市としての発展をすることはないだろうし、同じ程度に大規模な開発がされることはないだろう。

とは言え、自然が増えていくことはないだろうから、あえてまだ利便性が整う前の今の時期を、選んで行く意味は十分にあった。


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