バンコクからソフィアへのフライトが大変だった


airticket.comというサイトで取ったロシア系航空会社のエアロフロート、バンコク発ソフィア行きの便は、モスクワ経由で3時間ほど空港に滞在し、空港から一歩も出ることなくブルガリアに移動する予定だった。

当初は、午前9時半出発予定が、午前10時に変更になったというメールが来ていたが、到着の時間自体は変わっていなかったので、これはかえって好都合。

モスクワで余計なトランジットの時間が、その分だけ縮小されたことになるし、朝早くに行く必要がなくなった。

月曜日だったので、もしかするとバンコクの通勤ラッシュに巻き込まれるかもしれないと思っていたが、そんなことはなく、BTSもMRTもエアポートトレインも全て空いていた。

ただし、エアポートトレインに関しては、私が行ったスワンナプーム空港行きはガラガラだったものの、反対に市内への上りの列車はホームに人が大量に並んでいて、どうやら彼らは通勤をするようだった。

ということは、スワンナプーム空港に朝に着いた場合は、エアポートリンクを使うと、かなり混み合った電車に荷物を持って乗らなければいけないことになる。

それはそうと、バンコクのスワンナプーム空港のエアロフロートのチェックインカウンターに行くと、帰りの航空券もしくは第三国への出国のチケットを持っていないと搭乗できないというので、仕方がなくスワンナプーム空港のWi-Fiにつないで、その場でワルシャワ発バンコク行きの便を予約した。

こちらはウクライナ航空の航空券で、キエフ経由となる。

ウクライナ情勢の点で若干の心配はあるが、トランジットだけなら大丈夫だろうという算段で、その便を選んだ。

そこからエアロフロートのカウンターに戻り、手続きを再び行っていたら、先程の係員がかなり終盤になってから、こちらに来いと言い出して移動し、ようやく手続きが終わった。

帰りの便のフライトナンバーを控えていたので、かなり厳格に管理がされている模様。

シェンゲンという言葉を向こうが用いていたが、ブルガリアはすでにシェンゲン協定を実施しているのだろうか?

今までシェンゲン協定の実施を散々先延ばしにしてきていたので、まだ実施していないのではないかと思っていたが、もしかすると最近スタートしたのかもしれない。

そしてスワンナプーム空港の荷物チェックがかなり時間がかかってしまったため、フライトの時間ギリギリになってしまった。

しかしながら、ようやく到着したゲートには、人が大量に残っており、座ったまま動く様子がない。

グランドアテンダントに聞いてみたが、つっけんどんにフライトはまだだと言われた。

この後も、エアロフロート関連の職員は基本的に態度が悪く、インド系マレーシア人を彷彿とさせる感じがした。

どうやら急病人が出たらしく、フライトは遅れに遅れ、1時間ほど経ってから搭乗することはできたが、それからもすぐに飛び立つこともなかった。

加えて、隣りの席が妊婦だったため、席を移動することになったが、元の席が最後列に近い位置で、スーツケース等はすでに上の棚の所に収納してしまい、それは移せない状態ですぐに前の席に移るように言われたので、降りる際に人の流れに逆らって荷物のところまで行くか、全員降りてからそこまでいかなければならず、かなり不便だった。

しかも離陸時まで、全然時間があったので、なぜ荷物を動かすのを制止されたのか、意味がよくわからない。

結局、離陸も大幅に遅れ、モスクワでのトランジットの時間を過ぎることになった。


トランジットで危機一髪

ソフィア行きの便について、時間が調整されているのか聞いても、フライトアテンダントは、冷たく「そんなことは知らないから空港で聞け」というだけで、取り付く島もない。

結局モスクワ空港に着いて、ブダペスト行きや、ワルシャワ行きのプラカードを持って叫ぶ職員がいるものの、ソフィア行きについては何の掲示もなく、トランジットの荷物検査のスペースも軽い混乱状態になっていた。

そこを抜けて移動をすると、どうにかソフィア行きの便に乗ることができ、こちらもフライトの時間が遅れたらしい。

もともとブルガリアの治安は良くないとされているが、夜中になるのはさらに身をリスクにさらすことになる。

しかしながら、どういうわけなのか、ソフィアに到着したのは当初の予定よりも30分しか遅れていなかった。

モスクワの空港を出た段階で1時間以上は遅れていたので、この点は不思議なところ。

とはいえ、こうしてぐったりする長いフライトは無事に終わり、その日のうちにソフィアに到着することができた。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ

電子書籍のプレゼントページへ



よく読まれている記事