海外からの移住者を募集している国




一部の国は海外からの移住者を積極的に募集し、
受け入れようとしている。

たとえばフィリピンやマレーシア。

と言っても、
マレーシアはすでに方向転換する前触れを見せているので、
近いうちにこの条件から外れるかもしれない。



この2つの国を見ても分かる通り、
わざわざ海外から移住者を募集するのは新興国。

逆に先進国は勝手に移民が流れてきて
自国民の雇用を奪っていくので対策に追われている。


アメリカはメキシコをはじめとした国からの移民を、
ヨーロッパ各国はアフリカや中東からの移民を
規制して勝手に入ってこないようにしている。

ギリシャやイタリア等の南欧から北上し、
イギリスやフランス等に行く事で賃金は上がるので、
ヨーロッパ内ではそうした移民の動きもあるという。


先進国から見ると、
労働力はすでに足りている(むしろたいてい失業率が問題)場合、
貧しい移民が来るのはデメリットにしかならない。

雇用が奪われて自国民の怒りが政府に向く上、
移民によって治安が悪化することも多いので。



これに対し、新興国は話が別。

ある程度お金を持っている人が移住してくれば、
生活しているだけでお金を落としてくれる。

先進国の中流階級レベルであっても、
フィリピン等から見ればお金持ち。

そうした人を募集して移住してもらえれば
国外からお金の流れを作れる。


要は観光産業を育てて海外から旅行者を誘致するのと
基本的に同じような考え方。


海外移住者を募集する際、
ビザの要件で資産や収入に条件を設ければ貧しい人は入ってこない。

そうすれば、わざわざ賃金の安い国で
労働者として働こうとも思わないわけなので
雇用が奪われることもない。

向こうの国にとってメリットが多く、
デメリットはほとんどないことになる。



そのため、アメリカやヨーロッパ等の先進国、
オーストラリアのような資源国は海外からの移住者に対して
厳しい制限を設けている反面、
新興国の中には積極的に募集している国もある。

そして、新興国もある段階まで発展すると、
募集を打ち切るようになる。

この数年でも、タイやマカオ、オーストラリア等は
条件を大幅に厳格化した。

こうした流れは今後も各国で起きていくだろうし、
マレーシアもその動きが見えている。




こうしたことを踏まえると、
資産も手に職もないのに先進国に移住したいというのは
難しいことになる。

国際結婚等の特殊な事情がない限り、
向こうの国が受け入れてくれないので。


すでにインフラ等が整いきった国は
外国人の受け入れには消極的になるのが普通。

その段階で、海外からの移住者に頼る経済力では
なくなっていることが多いので。

逆に積極的に移住者を募集している国は、
まだインフラが完成していないのが通常。



この問題を解決するための方法の1つとして、
簡単に取れるうちにビザを取っておいて、
それを保有し続けることが考えられる。

私はマレーシアの永住ビザを取得し、
今フィリピンでも申請中。

まさに発展中の国なので、
今後より住みやすくなった段階で住むという選択肢も
視野に入れることができるようになった。



ただし、マレーシアについてはすでに
海外からの移住者を募集するのをやめようとする動きがある。

現役の大臣が、
永住ビザの条件を大きく引き上げるべきという発言をし、
最低預金額を約900万円から6,000万円に
大きく引き上げようということも言っている。


このような条件になれば、
実質的に新興国のビザとしては価値がない。

6,000万円もかかるのであれば、
先進国に住むことを考えられるわけだし、
マレーシアにそれだけの魅力があるとは
2年以上住んでも思えなかった。



このように、移住者の募集はいつ打ち切られるか分からない。

これまでも、オーストラリアやタイがハードルを上げてきた。

事前告知があってというよりも、唐突に。

何しろ、事前に通達したら申し込みが殺到してしまうので、
秘密裏に準備を進めることになる。


その意味では、今の状況がいつ崩れるかは分からないし、
早めに権利を確保しておかないと後悔することもある。

この点は運次第という部分もあるが、
基本的な戦略としては積極的に募集しているうちに
ビザを取得しておくという方向性になるだろう。


私がフィリピンの永住権を申請しているのも、
そのような理由。

今すぐに住むためではなく、
将来の権利を確保しておこうというのが目的となる。



メールアドレス

よく読まれている記事

1位:世界一周を日常に変える方法

2位:【無料】海外移住オンラインセミナー

3位:パワハラ・リストラからの人生逆転















本当に伝えたかったこと


メールアドレス
取扱い上の注意
執筆者、伊田武蔵
伊田のこれまで
カテゴリー
人気記事

ページの先頭へ