ブダペストで雨に降り続けられた一日


目が覚めて、Casati Budapest Hotelのカーテンを開けてみると、曇ってはいたものの、薄ぼんやりと灯りがさしていて、特によくもなく悪くもない天気だと思った。

地下鉄オペラ駅の近くのこのホテルをチェックアウトする日が既に今日だったが、チェックアウトの期限が10時か11時なのかよくわからず、トラブルになっても面倒なので、10時前にチェックアウトすることにした。

途中でカフェに立ち寄って時間を潰したりしながら、次のホテルのチェックインである2時まで待とうとした。

カフェの後にケバブの店でジロスとなすをヨーグルトで和えたサラダを食べてから、まだ1時間ほど時間があるものの、アストリア駅近くのホテルに一度行ってみて、まだチェックインの準備ができていないのであれば、部屋の清掃が終わるまで荷物を預かってもらい、どこかに遊びに行くか、もしくはホテルのロビーで本でも読んでいようかと思った。

食事をしたのはオペラ駅から南下したところにある、blaha lujza tér駅の近くだったが、1階席は1つのテーブルしかなく、メインは2階の席のようだった。

スーツケースも持っていたので、わざわざ2階まで行くのも面倒で、1階で食事を済ませて立とうとしたところ、新しいお客さんが入ってきて、その席を使いたそうだったので、早めにどくことにした。


いつの間にか雨が

店を出て感じた異変は、道路が所々まだら模様に黒ずんでいるということ。

この辺りは石畳というよりアスファルトで舗装された道になっているが、駅前ということもあって店が密集しているため、軒下の部分は雨に濡れていないし、そうでない道路の部分は既に路面が濡れていた。

どうやらいつの間にか、昼食を食べている間に雨が降り始めていたらしい。

スーツケースを持って移動をしている時に雨が降るのはついていないが、この際だから仕方がない。

タクシーで移動という方法もあったが、距離的に近いのと、どうもタクシー運がないようで、各地でトラブルにあうので、できるだけ乗りたくなかった。

幸いだったのは、blaha lujza tér駅から、移動先のアストリア駅への途中までは、屋根のある道が続いていたこと。

この辺りは何度か自転車を借りて通っていた場所だったので、多少なりとも土地勘があった。

そういうわけで屋根の下をしばらく歩き、アストリア駅についてからは、地下の遊歩道を通ってから別のところに出て、博物館の前を通りホテルを探した。

看板があまりにも目立たないため、一度は素通りしてしまったが、無事に見つけることができ、まだ時間前ではあったが、チェックインすることができた。

予約の際のメールを見ると、レセプションと実際の宿泊する施設までは5分ほどかかり、その間は車で送迎をしてもらえるということだったが、実際にはレセプションのある場所に宿泊することができ、部屋の目の前には、博物館とその付近の公園が見えるので、部屋からの眺めも素晴らしかった。


ハンガリー名物を堪能

雨はやがて止み、午後5時過ぎにブラブラと散歩をしてドナウ川の近くまで行き、橋の見えたところで引き返して、この日の食事はハンガリー名物のゴーラッシュとスタッフドキャベジというものを食べた。

スタッフドキャベジは、酢漬けのロールキャベツのようなもの。

ハンガリーは他にもハラースレーやヒデグ・メッジュレヴェシュ、ボルレヴェシュ等、美味しいものが多くて味覚の面でも嬉しい。

それからYellow Zebra Barでピルスナーを1杯飲んで、帰りにどこかのバーでもう1杯飲んでから帰ろうかと思っていたら、再び雨が降り出していた。

どうも今日は食事の度に帰りには雨に降られる運命らしく、仕方がないのでバーで一杯飲むのは止めて、代わりにネスレのスパークリングウォーターを2本買い、ついでにチョコレートクッキーを買ってCorinthia Hotelに戻ることにした。


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