ビエンチャンのブッダパーク・タートルアンへ

ルアンパバーンを去り、
ブッダパークや黄金寺院のタート・ルアンを訪れるため、空港へ向かう。

メコン川の対岸へ向かう船の上で、
本当にこの街はよかったと感慨深く感じ入っていた。




この1年を振り返った時、
最も素晴らしかった旅先になっている可能性が高い。



そんなルアンパバーンを後にして、
再びラオスの首都、ビエンチャンへ。

到着日はゆっくりホテルや近くのカフェで過ごし、
タート・ルアンは後に回して
翌日に郊外のブッダパークへ行ってきた。



ホテルの近くのバス乗り場から行くのだが、
周りには売店が多い。

カオ・チー・サイ・クワン(サンドイッチ)等の食べ物や飲み物はもちろん、
なぜか服やおもちゃまで売っている。

雑然とした場所ではスリや物盗りが多いのが世の常だが、
そういった物騒な雰囲気はタイやベトナムと比べても薄い。

このあたりはラオスの治安の良さの成せる業だろう。


バスは清潔だし、日本人が乗っても抵抗がないもの。

というより、そもそも日本から贈られたものだった。




このバスに乗っていると、何だか見慣れた場所に・・・

ウドンタニ(タイ)との国境だ。

ネットで調べたら、ブッダパークへの行き方が変わっていて、
途中で乗り換えなければいけないという情報があった。

このままでは国境を通ってしまうので、
その場所で降りた。

降りる場所は合っていたらしく、
「ブッダパーク・ブッダパーク」と連呼していたら
バスが見つかった。


・・・ボロい。




さっきまでのバスが嘘のようにボロボロのバス。

エアコンが効いていないので窓が開いているが、
ここから先の道は悪路のために揺れる上、
砂煙がすさまじい。

手に持っていたiPhoneの画面には、
うっすらと砂埃の膜ができていた。



ある意味で旅だな、と思いながらブッダパークに着いたが、
思いの外小ぶりだった。

端から端まで歩いても2分とかからない。

が、なかなか面白いところだった。

中には大小様々な仏像があるが、
ユニークなものが多い。
















このオブジェは中に入れる。





そして、昇り降りの階段は急な上に幅が狭く、
足を横にしないと踏み外してしまう。

ドキドキしながら移動。



上からの光景。


この場所、微妙に傾斜になっている上、
柵が膝ぐらいの高さになっているため、
実はけっこう怖い。

うっかりしていると落ちそうな。


昼食は焼き芋と焼きとうもろこしを買って
ブッダパーク内で食べたのだが、
日本と変わらない味で200円しなかった。

ラオスの物価は安い。



ブッダパークを見終わり、
ある意味でビエンチャンの見どころは終えたと
満足気に来た道を戻る。

ブッダパークの出入り口で待っていると、
3分もたたずにバスがやってきた。

再び、冗談のような悪路で揺られながら
ビエンチャンの街に戻っていく。



街についたのは午後2時過ぎだったので、
ホテルで昼寝をしてから自転車を借りた。

ビエンチャンを象徴する寺院と言われる
タートルアンへ行こうかと。

凱旋門を超え、さらにまっすぐ進んでいく。

坂道の向こうにタートルアンが覗く。



金色に輝くあれが目的地か。

ペダルをこぐ足にも力が入る。

左手に大きな公園を眺めながら、
ついにタートルアンに到着。



とにかく敷地が広い。

とりあえず自転車を止めて、
あとは自分の足で。



午後4時閉園ということだったが、
まだ20分ほどある。

セーフだ。

金色の寺院が近づいてくる。



なかなか勇壮な光景だ。

こちらは寺院の周りを一周するだけなので、
20分もあれば十分だった。


周りにもいくつか寺院があったので、
そちらも回ってみた。











タート・ルアンからの帰り道では
フルーツシェイクで渇いた喉を潤した。


そして夜にはラオス最後の夕食を。

運良く2階席へ案内された。



バドガールから執拗にハイネケンを進められたが、
ここはラオスのビール、ビアラオを注文。

ハイネケンはどこでも飲めるし、
ラオスは今夜が最後なので。

そして、この日はステーキを頼んだのだが、
気になるメニューが。

sticky riceなるものがある。

ラオスはもち米が名物と聞いて気になっていたが、
これがそうだろうか?

steamed riceが別にあるので、
どうもそれっぽい気がする。

答えを確かめるべく、注文してみることに。




竹の葉にくるまれてでてきたのは、
たしかにもち米だった。

しかも美味しい。

海外の米といえばまずいのが相場だが、
このもち米は普通に美味しい。

イメージとしては、
日本のもち米の粘りをやや弱くした感じ。

この米を食べられるところが
家の近くにあればいいのに・・・


そんなことを思いながらも、
ラオス最後の夜が更けていった。


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