フィリピンの物価をマニラ在住者の立場から語ってみた




フィリピンは物価が安い国として有名なものの、
すべての商品が必ずしも低価格ということでもない。

日本に比べても高いこともあるし、
東南アジアの中ではやや高めという程度のものもある。



たとえば、日本の100円ショップで売っているようなものが、
フィリピンでは66ペソショップで売っている。

66ペソは150円ぐらいなので、
1.5倍程度の価格ということになる。

これは特にフィリピンだけが高いわけではなく、
タイやマカオなどの物価の安い国他の国でも
ダイソーや類似店はこの程度の価格設定のことが多い。



フィリピンの場合は物価よりも人件費が安いので、
この部分がどれだけ絡んでいるかが金額を決める。

たとえば、美容院は人件費の割合が高いので、
地元の人向けの店は120円ほどでカットしてくれる。

グリーンベルトというマニラにある高級ショッピングモール内でも
1200円程度でカットしてもらえる。


タクシーは初乗りが70円程度だし、
マッサージも1時間800円ほど。

このへんはフィリピンの物価というか、
人件費の安さを感じるところ。



対して、純粋な物の価格はそこまで安くない。

島国のために輸送コストがかかるため、
タイのような東南アジアの中でもハブになっている国より
価格は高めとなる。

衣料品で考えると、タイの1.5倍程度。


とは言え、もちろん日本の物価よりはフィリピンの方が安く、
ジーンズが1000円程度で売っている。

イメージとしては、
日本で5000円の服がフィリピンで2500円、
タイなら1500円といったところ。


タイは近隣のベトナムやカンボジアの工場からも
商品が集まってくるため、
流通拠点としての強みがある。

その点がフィリピンは不利で、
輸送コストの面でどうしても上乗せされてしまう。



食料品に関して言えば、
フィリピンの物価はそこまで安くない。

やや高級気味なスーパーでマンゴーを買うと、
大体1個100円。

牛乳は200円ちょっと。


どちらかというと、
果物はマレーシアの方が安い印象があった。

これも東南アジア同士の物価の比較のため、
日本に比べれば安いことはもちろん。



外食は物価と人件費が混合した費用になるが、
安い店なら一食100円程度。

外国人向けレストランであれば、
日本の価格の3割から4割引き程度になる。

マニラの和食レストランなら、日本とほぼ同額。

やはり海外で和食を食べようと思えば、
それなりにお金はかかる。



同様に日本の食材を入手したいと思えば、
フィリピンの物価を基準に考えることはできないし、
日本よりも割高になる。

たとえば、3パック入りの納豆が200円程度とか、
赤いきつねや緑のたぬきも同様に200円ほど。

日本の倍はする。


こちらは日本からの送料が実際にかかるので、
どうしようもないところではある。

マニラにはいくつも日本の食材店があるし、
マカティにはリトルトーキョーと呼ばれる
和食レストランや日本の食材店が集まるエリアもある。

こうした食材店に行けば、
羊羹や日本のお菓子(コアラのマーチとか明治チョコレートとか)、
ふりかけ、醤油や味噌からドレッシングまで様々な調味料、
野菜ジュース、アイス、玉子豆腐など様々なものが手に入る。


リトルトーキョーだとちょっとストップやヤマザキがあるが、
品揃えとしては日本の一般的なコンビニの3分の1程度。




こんな感じでフィリピンの物価は日本よりは全般的に安めで、
日本の食材を手に入れるような場合は特殊。

東南アジアの中では物価が特別に安いわけではないものの、
人件費に関しては相当に低価格になっている。



また、コンドミニアムを借りた時の賃料も、
場所によっては非常に安い。

何しろ、月に10万円の生活費で外国人が暮らせる国なので。

もちろん、一等地の高級物件に住むとなれば、
日本よりは格段に安いにしても
それなりの金額がする。


マニラならマカティやフォートボニファシオの一部エリアは
賃料が高騰しているので、
1LDKの部屋でも10万円以上する。

家賃については地域差が激しいので、
フィリピンに住む場合には注意が必要。



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執筆者、伊田武蔵
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