カナダは本当に住みやすい国なのか




世界でも暮らしやすい町としてバンクーバーが取り上げられたり、カナダというのは、世界的評価が非常に高い国となっている。

特に居住環境という意味で言えば人気のある国で、これまでは投資移民ビザによって、多数の中国人も移住してきていた。

しかしながら、市場の環境の変化等によって、この投資移民ビザは廃止され、環境というのは変わってきている。

簡単に言うと中国人の移住者が、カナダにとって思わしくなかったということが原因のようだが、そもそもこの国に移住先としての魅力が本当にあるのかどうか、というところについても考えていく必要がある。

今回カナダでいくつかの町を巡って思うのは、町中で奇声をあげている若者であるとか、アジア人を威嚇してくる白人も少なからずいるということ。

特にこういったことというのは、モントリオールやナイアガラで体験した。

こういったことを考えてみると、欧米人にとってカナダが住みやすいということと、アジア人にとって住みやすいということは、また別の問題であるということが改めて感じる。

更に言うと、カナダというのは、当然ながら緯度が高いので、冬は非常に寒くなる国。

首都であるオタワに至っては、世界の首都の中でも3番目に寒いという称号を得ている。

ちなみに、トロントやモントリオールやバンクーバーの方が知名度も高いし、実際に発展しているのになぜオタワが首都になったかというと、そこには政治上の様々な問題があり、結局どの派閥にも属していなかったオタワがとりあえずという形で選ばれたらしい。

オーストラリアの首都に関しても、メルボルンとシドニーの主権争いがあったので、仕方がなく真ん中におくことにしたということで、キャンベラという町が作られたが、それに近いにおいを感じる。

そして、10月にカナダにやってきたが、この段階ですでに冬の東京の気温ぐらいしかないので、決して住みやすい町だとは思わない。

日中の最高気温が5度とか、そういった場所で生活するというのはなかなか厳しいものはあるし、まして真冬であれば、マイナス30度以上に気温が下がってしまうとか、そういったことを考えると厳しいのではないかと思う。

更に言えば、当然ながら物価も高い。

例えば、レストランでハンバーガーを食べようと思っても、ファーストフードのウェンディーズとか、バーガーキングとか、マクドナルドではなくて、ちゃんとした店で食べると、レストランでの表示価格が12ドル程度。

カナダドルの1ドル90円台後半と考えても、約1100円ということになる。

実際に支払いの額ということで考えると、所費税に上がる税金が15%、更にチップが15%から20%程度になるので、合計で表示価格の1/3ぐらい上乗せされることになる。

ということは、ハンバーガー1つでも、1500〜1600円ぐらいになって、そこにさらに飲み物代を含めることになるので、簡単に2千円ぐらいは支払いが進むことになる。

こうして考えてみると、非常に物価も高いわけだし、気候が穏やかであるとも言えない。

その反面で、東南アジアのように空気が汚れているわけでもなく、更に言えば町中も緑が豊で、オタワやトロントのような都市であっても、1戸建てが並ぶエリアでは、普通にリスが道を横切っているぐらいなので、そういった環境というのは住環境として優れているとは思う。

しかしながら、総合的に考えてみた場合に、ロングステイ先としてカナダを無条件に素晴らしい場所と言えるかどうかというのは、かなり疑問が残るところ。



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執筆者、伊田武蔵
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