セブに移住した友人に会ってきた


私がマニラに移住したのと同じぐらいの時期に、セブに移住した友人たちがいる。

彼らは、夫婦と子供で移住をしていて、更に言うと、ビジネスパートナーの友人も一緒に移住したということ。

その話は1年以上前に聞いていたものの、なかなか会う機会がなかった。

今回セブ入りするということで、久しぶりに連絡を取ってみると、快く向こうも快諾してくれたので、一緒に食事に行くことにした。

まずは、アヤラモールのクリスピークリームドーナツで待ち合わせをして、そこから彼ら夫妻がよく行くという日本食レストランに連れて行ってもらった。

ここのバラちらし寿司が美味しいということで食べてみたが、本当に日本と変わらないし、料金もリーズナブルでセブの住み心地の良さを感じさせるものだった。

更に食事の後は、セブの中にあるケーキの美味しい店に連れて行ってもらった。

アジアの都市というのは、なかなか美味しいケーキを食べることができる店が少ない。

そもそも全体として、ケーキの需要が少ないのか、ケーキ屋というもの自体が非常にレアな存在。

その中にあって、ケーキの美味しいものを食べようと思ったら、普通のイタリアンレストラン等に行って、そこで注文することが多いが、今回案内してもらったのは、ちゃんとしたケーキ屋さんで、日本でも修行経験もあるというパティシエが作っている。

その為、もちろん彼は外国人ではあるものの、日本語が多少話せるということもある。

そこで、私が頼んだのはレアチーズケーキで、食べてみると、ほんとにこれはもう日本のレベルと変わらないぐらいの非常に美味しいものだった。

金額は200ペソということでかなり高めではあるものの、このクオリティをフィリピンで食べられるというのは驚きだった。

マニラでも、ここまで美味しいレアチーズケーキを食べられる店というのを、私は知らないし、そういった意味でも、セブのイメージというのは、私の中でどんどん上がっていった。

彼ら夫妻も、ずっとセブに住み続けるわけではなくて、もともとは日本から中国に移住していたし、空気が悪くなってきたり、反日の運動があったりして、一時逃れのつもりでセブに移住してきて、そのまま奥さんと子供はとても気に入っているということ。

旦那さんはかなり暇を持て余していて、海以外にセブに魅力を感じていないということだったので、もしかすると、近々また別の場所に引っ越す可能性があるということ。

奥さんとしては、子供にスペイン語を覚えさせたいということで、南米やスペインに移住するということも、今後は考えているという話だったし、旦那さんの方も、そういったどんどん国を変えていくということは乗り気な模様。

ちなみ子供さんは、日本語と英語、そして中国語を話せるトリリンガルになっているものの、セブに移ってからは、中国語を使う機会がなくなったので、たまにメンテナンスをしないと、どんどん忘れてしまっているということ。

先日も、1年ぶりに香港や中国に行って、子供に話をさせてみせたところ、やはりだんだん感触が戻ってきていたということだった。

ちなみに、子供は中国語も英語も話せるようになったものの、友人夫妻はどちらも全くで、やはり子供の方が圧倒的に吸収が早いということを窺わせる。

私自身、海外に出ても英語はカタコトのままだし、それ以外の言語というのは、全く覚えていない。

残念ながら、大人は子供のようにはいかないということが、こういったところからも窺える。



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執筆者、伊田武蔵
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