セブの治安について現地移住者に聞いてみた



移住してみてセブの治安をどう感じているのか、
知人や友人が何人か住んでいるので話を聞いてみた。

まず、共通点としては特に犯罪に巻き込まれたり、
危ない目にあったことはないということ。

彼らは全員日本人なので、
どうしても現地ではそれなりに目立つ存在となる。

いくら外国人が多く住んでいる土地とは言え、
やはり多数派はフィリピン人なので。

それでも特に怖い出来事もないというところに、
セブの治安の良さの一端を垣間見ることができる。

私が住んでいたマレーシアだと、
2年の間に私自身もノコギリを持って逃げる男を見たし、
友人が強盗にあったりもした。

今回、そうした話は誰からも聞くことはなかった。

考えてみると、
同じくフィリピンの外国人居住エリア、マカティに
1年住んでも危険を感じたことはない。

マニラの中でも、マラテ地区のホテルに泊まった時には
嫌な予感しかしなかったので、
やはりエリアが重要な意味を持つことになる。

セブもフィリピン政府が力を入れて治安は改善した場所。

と言っても大きな島なので、
実際に取り締まりが厳しいのは外国人が行くような場所。

マクタン島やセブシティーでも、
実際に足を運ぶとボロボロの小屋が並ぶエリアもある。

まして郊外に出て行けば、なおさら。

そうした場所でまで
安全が保証されているわけではないのがフィリピン。

集中的に資源を注入し、
一部エリアを発展させている国であるため、
安全な場所は落ち着いて歩ける。

その反面、国としての発展度はまだまだなところがある。

そのため、外国人として振る舞う必要があるし、
どこにでもズカズカと踏み込んでいくのは止めておいた方がいい。

今回のセブ移住者の話だと、
ジプニーを使っている人もいた。

スリや強盗を警戒して乗らない日本人も多いし、
私もマカティに住んでいても乗ることはなかったが、
足として重宝しているという。

たしかに路線さえ理解しておけば、
かなり便利な乗り物なのかもしれない。

前の車の排気ガスを吸うことになるため、
その点は抵抗感が消えないが・・・。

後は夜には1人で歩かないとか、
短い距離でも日が暮れたらタクシーを使うといった
配慮をしていると聞いた。

マカティに比べると人通りが少ない道や暗い場所が多いので、
そうした警戒は必要だと思う。

このへんは街によって雰囲気が変わるところ。

とは言え、タクシーも初乗り90円程度だし、
近い距離での移動が中心になるので負担にはならない。

むしろ日本で電車に乗るような感覚で使うことができる。

セブはタクシーが不正に料金を上乗せすることが少ないので、
この点はマニラ在住者としてはうらやましいところ。

物価としてはどのみち安いとはいえ、
いちいち交渉するのは精神的に疲れる。

こうした点はマニラよりセブの方が住みやすそうに感じた。

治安も特に問題がない場所だし、
セブには移住先として魅力がある。

私は今後も一箇所に住み着く予定がないので、
ロングステイ先と表現した方が適切なのかもしれない。

どこかの街で暮らすというよりも、
ちょっと立ち寄るような意識が強いので。

おかげで今は居住国すらない状態になってしまった。

それはともかくとして、
今後住む場所の候補の1つとしてセブは残っている。

同じビーチリゾートのペナンが対象外になったのと比べると、
明暗がはっきり別れた形に。

明らかにホスピタリティや海のきれいさが違うので、
明確に優劣が付いた。

ペナンにはわざわざ住みたくない。

フィリピンは永住権も取ったし、不動産も買った。

関係の深い国になってきているし、
セブにはコンドミニアムも購入済み。

これから先、人生の何処かのタイミングで住む可能性が十分にある。

マカティとは違った体験ができそうなので、
それも楽しみになっている。

とりあえず和食レストランが近くにあるところに住めれば、
食べるのに困らなくていいかと思う。

自炊するならともかく、
これまでのように外食ですべてを済ませるなら
毎日の繰り返しになるため。

わざわざ食事のたびにタクシーを拾って
遠出するのは気が進まない。

金額がいくら安くても面倒だし、
体質的に車酔いすることも少なくないので。

できれば徒歩圏内に和食レストランがあると
毎日の食事が楽。

住むならそうしたコンドミニアムがいい。


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