中国の治安の悪さを実感した流血事件と警察のずさんな対応


中国には何度か行ったが、治安が良い国ではない。

私が行ったのはジュハイ、深セン、広州、東莞。

特にジュハイと深センはそれぞれマカオ・香港と隣接しているので、
何度か足を運んできた。



2011年のある時、
中国のジュハイで事件に巻き込まれた。

イミグレのすぐそばにあるタクシー乗り場で順番待ちをしていたら、
割り込みをしてきた一家がいた。

私が後部座席に乗り込んで
助手席に乗ってきた一家の主と怒鳴り合いに。

恫喝すれば自分の意見が通ると思っているタイプの人間なのだろう。

その態度に腹が立ったので、
最後まで引かずにいくことにした。

ということで、日本語と中国語で怒声が飛び交った。


それまでのジュハイ、というか中国のイメージは
汚い街というだけで治安がそこまで悪いとは思っていなかった。

治安がいいわけはないと思っていたが、
そこまで危険ではないだろうと。


しかし、この男が降り際に殴るような素振りをしてきた。

ただ、距離的に届くわけがない。

タクシーのどこかを叩いて最後の威嚇なのだろうと
たかをくくって見ていたら、
未開封のお茶の缶が飛んできた。

顔の左側に当たって腫れているような感じがしたのだが、
手で触ってみたらベットリと血が付いた。


結局、顔面血まみれのまま逃げた一家を負ったのだが、
白タク(無免許タクシー)にて逃走。

荷物を置いてきたので現場に戻ったら、
パトカーと警官が来ていた。

すぐ近くなんだし、
その場で待つより犯人と被害者が走っていった方へ向かうのが
常識的な行動だと思うのだが・・・。

大通りを200メートルぐらい行けばいたわけだし。



その後、警察にて取り調べ。

まず英語がまったく通じない。

その署にいた警官は誰一人として話せないらしく、
30分ほどして近くのホテルから連れて来られた
日本語の通訳が到着。

この間も出血が止まらないし、
左の額を切ったので左目は開けることもできない。


通訳が拭くものをもってくるように言ったので、
ここでようやくトイレットペーパーが持ってこられた。

それまでも中国の警察がまともな捜査をするとは思えないので
さっさと病院に行こうと思ったのだが制止され、
帰ることは許されなかった。



ようやく取り調べが始まったのだが、
ムダに時間がかかる。

結局、警察署に来てから2時間ほど。

イミグレ近くという比較的治安が悪い場所だからか、
そのタクシー乗り場には防犯カメラが設置されていたらしい。

その映像を見ることになったが、
機材の問題で映らないと警察が言い出す。

犯人が投げた缶は残っていたし、
指紋も当然残っている。

それを説明して渡そうとしたが受け取り拒否。

操作する気がないなら、さっさと帰らせればいいのに。


結局、傷口がかなり広く、取調べ中も血が止まらなかった。



中国の警察への信頼は初めから0だったが、
これでは治療の邪魔にしかなっていない。

治安維持をしたいのか、
日本人に嫌がらせをするために存在するのか分からない。



ちなみに、知人の中国人に後日言われたのは、

「中国の警察に日本人が行ったら危ない。

 悪くなくても逮捕されたりする。

 捕まらなかったならラッキー。」

ということだった。



中国の治安そのものも問題だが、
その後の警察という癌も厄介。

ちなみに、その時の傷は1年ほどははっきり残り、
今でも消えずに薄く残っている。



ちなみに、その時の病院の処置も間違っていたらしく、
「なぜ縫わなかったのか?」
と他の3日後に訪れた病院で指摘された。

実際、これだけ何時間も血が出続けているのに、
綿で血を吸わせて消毒して包帯をグルグル巻きにするだけという
医師でなくてもできるような処置しかしていなかった。

ジュハイで他の病院を探す気力もなかったし、
そもそも英語が通じるような街でもないので
そのままにしておいたが、見事に災いに。


中国の治安と言い、
その後の警察や病院の対応と言い、
やはり関わり合いになりたくない国という思いが強くなった。

病院で英語が通じないというのもすごい話だが、
ホテルの受付でも同様なことがあることを考えれば納得。

アジアでは思いの外英語が通じることに驚いたが、
そうではない所もあるというのがよく分かる。


そして、言葉が通じないのと粗暴な国民性が重なると、
目も当てられない結果になる。


中国を快適に旅するには

ジュハイの他、深センや広州等も何度か訪れたが、
少しでも安全に、そして多少なりとも快適に旅をするには、
中国語ができる知人と同行することが条件になる。

現地で働いている知人が何人かいるが、
英語が通じるような環境ではないこともあり、
交渉はすべて彼らに任せることになる。

それこそタクシーの運転手とのやり取りから、
レストランでの注文まで。


結果として自分でやり取りをしなくて済むため、
イライラさせられることが減る。

一人旅で行ったことも あるが、
自分で一から十まで対応すると
ストレスが溜まって仕方ない国なので、
人に任せるというのが気楽に訪れるための対策。

もっとも、用もないのに何度も訪れたいとも思わないが。


なお、香港は中国本土とはかなり趣が異なり、
マナーは大きく向上するし、治安もそれなりに良い。

香港在住の友人が言うには、
イギリスから中国に返還されてから英語を話せない人が増え、
中国化してきたという話だが、
それでも本土を訪れた時ほどのひどさはない。

この点は付け加えておく。



似たような条件のマカオはどうかと言えば、
大陸本土から家事の目当ての中国人が大挙して押し寄せていて、
マナーはひどい。

危険ということはないが、
時折ストレスを感じる場面には遭遇してきた。

とは言え、マカオも中国本土と比較すれば
圧倒的に安全でマナーもまし。

香港には劣る印象は拭えないが、
遊びに行く程度なら悪くはない街だと思う。

と言いつつ、
すでに2年程はマカオからも足が遠のいているが。


金融関係での用事のある香港と違い、
マカオは別に何の用もないため、
おのずと足を運ぶ機会がなくなってきた。



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執筆者、伊田武蔵
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