貯金生活なんて不合理きわまりない


20代前半の頃には貯金生活にあこがれたこともあるが、
よく考えてみれば無駄以外の何物でもない。

仕事をした方がやり甲斐があるということもあるが、
もっとそれ以前の問題として話にならないことが分かった。



というのも、貯金生活を送るためには原資が必要。

相続や離婚の慰謝料等で受け取ったお金でなければ、
まずはお金を稼ぐ時期があって、
それを銀行に預けて暮らすことになる。

貯金を切り崩しながらという場合もあれば、
金利で暮らせることもあるだろう。



一見すると楽で理想的なように見えるものの、
現実的に見ると無駄の固まりのようなもの。

まず根本的に貯金生活という概念に問題があって、
ある程度の資産があるのなら上手に運用した方がいい。


銀行預金なんて金利は低いし、
インフレ耐性が極端に弱い。

つまりインフレになった時に額面は維持できても、
実質的な価値がどんどん落ちていく。

インフレで今まで100円で買えたパンの値段が200円になっても、
100円の預金額は100円のままなのだから。


歴史を見ても、
預金金利は常にインフレ率を下回るため、
銀行に預けておけば価値は維持すらできない。



投資という概念を持てば、もっと早くに引退生活ができるし
資産をしっかり守ることも可能になる。

貯金が一番だと思い込んでいる時点で
世の中の仕組みがまったく分かっていなかった。

そう思うと過去の自分の無知が恥ずかしい。



そして、原資を作る段階においても間違いがある。

完全に貯金生活を送れるところまで稼いで辞めるというのは、
いかにもサラリーマン的な発想。

目標金額まで貯めたら退職願を出して引退というシナリオは
一見常識的であるように見えるが、
それゆえに愚策であることが今なら分かる。


そもそも一般人の行動を真似したところで
人生がうまくいく確率は低い。

この場合も常識人を気取ることで人生を無駄遣いしている。


自分でビジネスを持っている場合、
完全に引退するか、フルスロットルで働くかの二択ではない。

仕組みを自動化して収入が入ってくるようにしたり、
スタッフに仕事を任せて自分はセミリタイアしたり
柔軟な対応ができる。



そうなれば完全な貯金生活ができる状態までいかなくても、
十分に余裕のある生活を送ることができる。

私はまだ32歳だし、
これから一生暮らしていくだけの貯金はない。

ただ、今ある仕組みを自動化すれば可能だと思う。


仕事が楽しいので引退はしないが、
お金に縛られて強制的に労働させられている感覚は
もう何年も前になくなった。

サラリーマン時代には嫌々働く労働者そのものだったが・・・。




一見すると貯金生活なんて夢のようだが、
実は世の中の仕組みを知らなかったから
憧れを抱く対象にできただけだった。

今ではそんな効率的ではない道は目指さないし、
リスクが大きすぎて怖くてできない。


日本がデフレからインフレに転換したタイミングで、
もうその生活はジリ貧なのが目に見えているのだから。

実質的に目減りしていく資産価値が背中に迫る中で、
早く寿命が尽きることを願う逃げ切り勝負という
よく分からない構図ができてしまう。


時間がたつほどに資産の実質価値が目減りするため、
長い気がリスクなってしまう。

さすがにそんな人生を送りたくはない。



給料やビジネスからの収入が途絶え、
資産によって暮らしていくのなら投資の知識は必須。

お金を増やすためではなく、
資産を守るために不可欠なわけで、
知識がないとまともな未来予測もできないのだから。



あくまで二十歳すぎの頃の夢ということで、
貯金生活は青くさい願望だった。

今ならその不合理さを理解できるし、
その程度には10年で成長できたのだろう。



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執筆者、伊田武蔵
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