ロンドンのコヴェントガーデンの大道芸を見てきた


雨が降ったり止んだりの天気もあったので、コヴェントガーデンに行っても大道芸を行っているかは不明だった。

いくら現地に行ったところで、中止になってしまっている可能性も十分に考えられる。

私がコベントガーデンに行くのは、あくまで大道芸を見たいからで、ショッピングに行くわけではない。

そんなわけなので、その日に行くかどうかは迷ったものの、すぐ近くの大英博物館で時間を持て余してしまっていたので、行ってみることにした。

幸い私が歩いている時には、雨は一時的に止んでいたので、この調子なら大道芸も再開しているかと思いきや、到着直前に強い雨が降り出した。

これで台無しかもしれないと思いながらも、現地に到着してみると、いつもよりも大道芸を行っている人は少ないものの、屋根がある場所で実演をしている人がいた。

まず私が見たのは、チャップリンに扮装して、無言でコメディを演じている人、わざと失敗をして、それをネタにするということをメインにしていたが、子供を使っての客いじりであるとか、そういったこともしっかりとやっていた。

その時に唯一、このコヴェントガーデンで行っていた大道芸が、それだけだったということもあって、50人ぐらいの観客を集めていたのではないかと思う。

この場所で見た大道芸だけではなく、他の所で見かけたものも含めてだが、だいたい盛り上がっている大道芸の共通点としては、客いじりを非常に重要視している。

そして、その中でも特に、子供を呼び出して、実演をさせるということを重視していることが多い。

実際にそれで盛り上がっているし、最後まで見ていると、そこに実演をするように絡んだ人というのは、かなりの確率で最終的にその芸が終わった後で、チップを払っている姿も見かける。

やはりいかにして、相手に参加をさせるか、コミットメントを取るかということが重要であるということは、この大道芸という空間においても、同一であるということが理解できた。

それ以外にも、ロンドンだと、ナショナルギャラリーの前で、ダンスを踊っている人たちがいたが、確かに見事ではあるものの、そのレベルのダンサーであれば、他にいくらでもいたはず。

しかしながら、非常に客いじりがうまく、そしてその部分には気を使っていた。

例えば、前に出てきて実演をする人ではなくても、観客の距離をどんどん近づけるために、輪を狭めるように何度も繰り返したりとか、後は手を叩いて盛り上げるように協調したりとか、そういったことをしていることによって、心理的な距離まで近づいてくることになるので、最終的にチップの金額であるとか、そういったところまで繋がりやすい。

特にナショナルギャラリーの場合、上から見ている人もいるので、そこから降りてくる人というのはほとんどいない。

逆に言えば、自分と同じ高さにいる人達が、勝負になるわけで、そこで遠くから見守っているだけなのか、それともすぐ近くで参加しているような気分で見ているかによって、結果に違いが出てくるというのは当然のことだと思う。

その意味で言うと、コヴェントガーデンの座っている席に向かって、即興のオペラをやっている女性がいたが、これはかなり厳しいと思う。

彼らはもともと、そこで座って食事をしていただけだし、わざわざ立ち上がってまでチップを払うというきっかけを掴みづらいので、実際に結果は惨憺たるものだった。



メールアドレス

よく読まれている記事

1位:世界一周を日常に変える方法

2位:【無料】海外移住オンラインセミナー

3位:パワハラ・リストラからの人生逆転















本当に伝えたかったこと


メールアドレス
取扱い上の注意
執筆者、伊田武蔵
伊田のこれまで
カテゴリー
人気記事

ページの先頭へ