プラハは旧市街の東側か、南側のホテルに泊まるのがいい


Hotels.comでプラハのホテルの分布を見てみると、北側と西側を川にはさまれた旧市街のあたりに密集していることがわかる。

この町には3本の地下鉄が走っているので、中心部から何駅か行ったあたりにホテルを見つけるのでも良さそうではあるものの、そもそもホテルの数が非常に少ないため、現実問題としては旧市街の辺りに泊まる人が多いのだろう。

しかしながら、プラハ旧市街や周辺部は交通量が多かったり、あるいは人が多くて騒がしいとか、空気があまりきれいではないという問題があるので、個人的には宿泊をする場所として手放しに最適とは言えないと思っている。

それに比べると、旧市街から東の方に数駅移動してみると、南側を緑豊かな丘が占めている。

電車も通っているものの防音がしっかりしているので、Hotel Čechie Prahaでは窓を閉めると全く音は気にならない。

それでいて、非常に緑豊かで朝になるとひんやりとした静謐な空気に包まれている。

フローレンスという駅まで歩いていく際にも、公園があってとても落ち着いた気持ちになる。

旧市街のように荘厳な建物やカテドラルはないものの、長期滞在するのであれば、こういった環境がいいのではないかと思う。


中心部の南側にも良い環境のエリアがある

中心部から南側に下ったところにあるヴィシェフラドという駅の辺りも、環境がいい。

ヴィシェフラド駅はちょうど丘の上にあって、そこから下っていったところにいくつかホテルもあり、Rezidence Vysehradはそれなりに居心地が良かった。

この下って行ったところというのは、北と南の両側を丘にはさまれている谷のようになっているところで、西の方に進んでいくと川がある。

この丘になっているところも、緑豊かで公園のようになっていたり、南側に関して言うと旧市街のような町並みになっていて、夜になるとライトアップされて幻想的な風景になる。

ここら辺も非常に良い場所なので、私としても最初に泊まってみただけでなく、延泊もしていた。

残念ながら途中でホテルに空室がなくなってしまったので別の場所に移ったものの、滞在しやすい場所だった。

ヴィシェフラド駅の辺りであれば、レストランも現地の人向けのリーズナブルな価格帯の店が多く、食費が抑えられるというメリットもある。


プラハは意外にこじんまりした街


ヴィシェフラドからさらに南下していっても、メトロを使えば簡単に旧市街中心部にアクセスができるものの、残念ながらホテルが少数しかない。

現地を訪れてみると、百塔の街プラハの規模は、意外に大きくなかった。

そう考えてみると、東南アジアの新興国の首都であるバンコクやクアラルンプールの方が、よほど広範囲に渡って開発がされているし、天を衝くような高層ビルの数も圧倒的に多い。

しかしながら、プラハには品や伝統があるし、首都でありながらも空気がそれなりに澄んでいたりする強みがあるので、一概にどちらがいいというわけではない。

プラハにも東南アジアにもそれぞれに長所があるし、使いどころによって適切に候補を選んでいくのがベストではないかと思う。

今後の人生の戦略の中でも、東欧と東南アジアは両輪のような形で考えているので、今回の滞在では実地で勉強になるところが多かった。


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