ハンガリー・エゲルは訪れてよかった【旅行記】

エゲルはブダペストの東側の街で、鉄道で訪れた。

観光のためというよりは、
これからハンガリーに移住する可能性も含めて考えるために
首都以外も訪れておきたかった。

というのも、昨年は9年ぶりにブダペストを訪れ、
居心地の良さに思わず1ヶ月滞在してしまったほどなので
この国での暮らしを知るため、
今回はペーチやデブレツェンも含めて訪れることにした。


今回のハンガリーは88日のヨーロッパ旅行の最後の国。

ブダペストのリスト・フェレンツ国際空港から
成田空港にモスクワ経由で飛んで終わりということになる。

その後は東京のタイ大使館でビザを取り、
バンコクに渡る予定。



エゲルについては特に予備知識があったわけではなく、
主要な街の1つということで訪れた。

デブレツェンやトカイともそれなりに近く、
移動の方向に一貫性があったのもよかった。

それぞれの方角がバラバラだと大変なので。



ということで、何も知らないままエゲルに到着。

駅前が寂れているどころか、
元から何もなかったものと思われる。

発展していた時期の存在がうかがえない。


しかも道がグネグネ曲がっていて、
中心地への道が合っているのかどうか不安で、
結局10分ちょっとで到着するはずの道のりに
1時間近くかかることになった。

途中でタクシーもつかまらず、
前途多難な旅路の始まり(苦笑)。

とは言え、途中の道のりも美しかった。





荷物を置いて、
ひとまず夕食時まではホテルで休むことにした。

レセプションでもらった地図を見ると小さな街だし、
駆け足で周りたくないので3泊で予約も取ってある。

必要なら延泊することもできるため、
本格的な街歩きは翌日以降に持ち越し、
Senator Haz Restaurantでディナーを楽しんでから静養した。



そして翌日からはエゲルの観光スポットを
申し訳程度にめぐってみた。

と言っても、中心部に多くの見どころが集まっているため、
食事をしに来るついでにすべて済んでしまう。

とは言え、ここがなかなか美しい街で、
古都としての景観が保たれている。

重要文化財の数はハンガリー国内第3位らしい。

中心はDobo広場。



ここからはエゲル城も見える。



他にもいくつもの大きな教会があり、
歩いているだけで美しい街。




とは言え、
観光らしい観光はエゲル城に登ったぐらい。









あとはレストランでゆっくり食事をしたり、
バーでワインやビールを飲みながら本を読んで過ごしていた。




滞在中に訪れた中では、
SzantoferとCortado Gastrobarが美味だった。

旅行者というよりは、
滞在者という方がしっくりくるかもしれない。

ハンガリーの物価の安さや街並みの美しさの恩恵に預かりながら
のんびりと過ごすのは心地よい。

なお、近くにはワインで有名な美女の谷もあるが、
そこまで行かなくてもトカイワインが飲めるため、
結局足を運ばずに終わった。



この街に住むということを考えると、
悪くはない。

しかし、特別自然が豊かなわけではなく、
ブダペストとの比較の上での優位性はあまり感じなかった。

レストランの数も限られているため、
長く住むと食事に飽きそうという問題もある。

長く滞在しても、
せいぜい1ヶ月ぐらいが快適に過ごせる上限になりそう。

エゲルに来た時には
次にトカイに行くか、デブレツェンに行くか未定だったが、
結局デブレツェンに決めた。


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