ヨーロッパで生活することの容易さと難しさ


今現在、ロンドンからアイルランドに移ってきて、ヨーロッパ各国をこれから視察で回ることになる。

その中で、移住に関して言うと、ヨーロッパ諸国は先進国か、それに近い経済水準の国に該当するので、基本的にビザを簡単には取らせてくれない。

この部分が非常に厳しい条件ということになる。

その一方で、生活環境としては整っているので、インフラ面でも文化等の面でも住みやすい条件は揃っているし、日本人から見ても、快適に暮らせるであろう町が数多く存在する。

例えば、今はベルファーストからダブリンに向かったいるが、この両都市であれば、かなり楽しく暮らすことができる感覚がある。

ベルファーストに関して言うと、よく観察してみると意外に店の数が少なく、レパートリーが限られている。

そのため、外食中心の生活をするということになると、若干飽きることになりそうなリスクもあるものの、Ginger BistroやMolly's Yardは美味しかったし、ダブリンであれば店が少ないといったこともない。

さらに言えば、ベルファーストについても店の選び方を工夫するとか、若干自炊を取り入れるとか、そういったことをすれば、そこまで飽き飽きするということはないだろう。

ダブリンについて言えば、さすがにアイルランドの首都ということもあって飲食店も数限りなくあるので、そこら辺については全く心配がいらない。

夏であっても日本のように蒸し暑いことはなくて、むしろシャツ1枚では肌寒いくらいなので、ちょっとした薄手のジャケットやブルゾンを着ておいた方が昼間であったも無難だし、夕方くらいになってくると、むしろシャツだけでは寒くてたまらなくなる。

冬も比較的緯度の割には寒くならないということなので、気候の面での環境も、かなりいいのではないかと思う。

もちろん、衛生環境であるとか、あるいは人のマナーとか、そういったところも問題がないので、すぐにでも移住してきて、ビザの問題さえないのであれば暮らすことができる自信はある。



移住において東南アジアとは違うハードルも


マレーシアやタイのような国であれば、なかなか生活環境に馴染めないとか、衛生的にいまいちであることが耐えられない人も出てくるが、ヨーロッパの多くの国であれば、こういった問題はない。

むしろ、物価の高さが大きなハードルになる場合が多いので、ロンドンのような地価が高い町とか、あるいはパリのように物価が高い町とか、こういった所の方が厳しいという声は聞く。

ということは、例えば東欧であるとか、あるいはポルトガルやスペインのような、そこまで経済力の高くない国に住むということであれば、かなり面白い生活ができるのではないかというのが、今現在持っている仮説。

ポルトガルやスペインに関して言えば、住みやすいのはもはや確信に近いし、東欧についてはまだ見たことがないので、今回の旅の中で下見をしてくる予定。

下見といっても、具体的に移住生活をする予定があるわけではなくて、参考までに見ておこうという程度。

実際問題、苦労して1年分のビザを取って暮らすよりは、シェンゲン協定の期限内に出国する形で、今後のライフスタイルを構築していく可能性がある。

その為にも、チェコやポーランド、クロアチア等の東欧の国は、今回の視察の中でも、その国の物価であるとか、あるいは交通インフラとか、様々な面で興味深いところがある。


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