フィリピンでSIMを買ったのにテザリングができない件


夜のフィリピン、ニノイ・アキノ空港に到着して3日後、
マラテ地区にあるロビンソンに夕方に訪れた。

店内は人がごった返している上、
入り口で荷物チェックがあるために
ますます混雑している感じがする。

我先に消費に走る雰囲気は経済の勢いのある国に特有な空気。

それはマニラでも例外ではないし、
こうした多くの人が買い物を楽しむことが周囲を刺激し、
遅れを取らないようにフィリピン人同士が競い合い、
入ってきたお金を使っていくのだろう。



もっとも、彼らに強制されているような悲壮感があるわけではなく、
楽しくて仕方がないといった様子。

将来への展望の違いは、ここまで人間の心理を陽気にするのだろう。


私がロビンソンに来たのはiPhoneのSIMを買うため。

フィリピンでもiPhoneを引き続き使うわけで、
そのためにはSIMだけ入れ替えれば済む。

コンドミニアムにネット回線が引けるまでのために
テザリングができる方がいい。

ロビンソンの4階か5階、上の方の階に
携帯ショップが密集しているエリアがあった。


どこも見た目は変わらないので適当に店に入り、
こちらの希望を話した。

SIMを削ったりしなくてはいけないので、
所要時間20分ほどかかり、
約1500円払ってSIMを手に入れた。

削るための費用がいかにも取ってつけたようで、
本来必要ない請求だったような気もしたが
面倒なので指摘しないでおいた。


それはよかったが、テザリングができない。

どうもiPhoneのバージョンと合っていないらしい。

その点も事前に伝えていたのだが・・・。

結局、役に立たないSIMをグローブで購入した後、
ゴールデン・フェニックス・ホテルへ戻った。


結局、新しいSIMを用意するのも面倒なので、
フィリピンではテザリングは使わずにいる。

自宅でネットが使えなかった時期は
わざわざカフェやwifiが使えるレストランを探さなくてはならず、
グリーンベルト内でイタリアンのcieboや
ma maisonなどの店を開拓することになった。

今となってはテザリングが特に必要ではなくなったが、
いきなりのフィリピンの洗礼だった。


とは言え、テザリングを理解していない販売員は
各国で意外に多いので、
仕方ない部分でもあるのだが。


よく読まれている記事

1位:海外移住の電子書籍を無料プレゼント中

2位:フィリピン永住権、クオータービザを取得完了

3位:マレーシアに移住して分かった生活費・ビザ・仕事・食事の現実



メールアドレス

ページの先頭へ