日常にひそむガイアナの悲劇


南米の小国、ガイアナ。

サンフランシスコから理想郷を求め、
この国のジャングルに移り住んだ一団がいた。

劇薬の青酸の入った樽、
914人の集団自殺。

彼らの求めた理想郷とは?

そして、彼らが見た現実とは?


続きは映画館で・・・ではなく、この記事で。



1978年1月18日、上記の話は現実に起こった。

彼らは人民寺院と呼ばれる宗教組織。

いわゆるカルト集団だ。

その異常性はガイアナでの集団自殺だけにとどまらない。

教祖、ジム・ジョーンズは信者に多額の寄付をさせ、
その後には仕事を辞めさせ、
家も売却させている。

さらに外界から隔離し、
そこで自殺の練習を繰り返し行わせていた。

教祖との性交を尊いものと規定し、
信者女性と関係を結ぶこともしばしばだったという。

そして、最後には集団自殺。



あまりにも縁の遠い話だし、
物理的にも遠い国の話には違いない。

しかし、その洗脳の手口を見てみると、
意外にも我々が普段受けている価値観のすり込みと
共通する部分が多いことに驚かされる。


洗脳には様々な手順があるわけだが、
ここでは簡単に見てみよう。



まずは独自の社会的真実を規定する。

これは教義やルール、常識等。


次にコミュニティ(信者集団)を作る。

集団や教義への関与を徐々に強めさせる。
(少額の寄付から多額の寄付へ、家等も失わせる)


さらに信者から他人にその宗教の素晴らしさを
説明・勧誘させる。

これにより、
その宗教の素晴らしさを自ら探すことになる。

自己説得と呼ばれる行為だ。

これにより忠誠心が強まる。


洗脳のために好ましくない情報からは遠ざける。
(ジャングルでの集団生活、手紙の検閲、
極端に長い労働や修行)




これが洗脳の流れなのだが、
何と似ているか分かるだろうか?

いわゆる社会常識のすり込みだ。

独自の社会的真実として、
例えば「会社で働くのが当然」と規定する。

そして多くの人は会社で働くので、
そこでコミュニティに所属する。

さらに言えば、多くの人が同様の意識を持っているため、
家庭やその他のコミュニティも
同様の趣旨を保有する。

会社で仕事をする期間が長くなることで、
関与の度合いも徐々に高まっていき、
そのレールから外れるのを難しくしていく。

部下や後輩が出来れば、
会社に忠誠を尽くして働くことを教えることを通し、
自己説得も行わせる。

起業・独立のリスクを繰り返し教え込み、
会社で働く以外の情報を事実上遮断する。
(盲目的に会社員が安心と思い込ませる)

長時間労働によって外部との接触の機会を減らし、
疲労で頭を働かせなくするのも外部との遮断になる。




結果的に、カルト宗教のような
洗脳の体系ができあがってしまっているのだ。

会社組織から外れる道を選ぶのが難しいわけだ。

ここから抜け出す方法はあるのか?


いくつかの方法があるが、
洗脳の手口を崩すことが必要となる。

たとえば、コミュニティを作り、
外部と遮断するという手口。

これを崩すためには、
外部の考え方に接するのが効果的な対策となる。

起業家や経営者と接するのも一つだし、
私からのメールを読むだけでも
違った考えに触れることができる。

周りがサラリーマンばかりなら、
こうした外部との接触は中立的な意識を持つ
手がかりとなるだろう。


社会的真実、つまり
「会社で働くのが当然」を否定するため、
会社に依存せずに副業で稼ぐのも1つの手だ。

実際に継続的に稼げるようになると、
会社だけがすべてではないと実感できる。

これは小さなところから始めればいい。

私も最初は副業からだった。


また、上記のような流れで洗脳が
行われることを知っておくだけでも、
対抗策となる。

自分の心の動きを追った時に、
なぜ会社に縛られているのか理解する助けとなるので。



学校教育から始まる洗脳のシステム。

ガイアナの集団自殺と程度の差はあるにしろ、
根本的な仕組み自体は似ている部分も多い。

日本人の起業熱のなさは世界でも特殊だが、
こうした背景がある以上は仕方のないことなのか・・・



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執筆者、伊田武蔵
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