マカティには画商が多い




マカティを歩いていると、
意外にも画廊をあちこちで見かける。

新興国のイメージだと絵画にお金をかけるのは
いまいち想像できなかったが、
実際に住むようになって納得した。



外国人向けのコンドミニアムのデザインの質は
日本の平均的な住宅よりも高い。

専用のデザイナーが家具や家電を選び、
配置も事細かい指示しているぐらいなので。

入居後に姿見の鏡を設置するときにも、
わざわざデザイナーの書いた指示書通りに
綿密にメジャー(巻き尺)で図りながら作業をしていた。

個人的には適当にやってもいいと思って見ていたが、
やはりこだわりがあるのだろう。


そうした環境においては、
絵画は日常生活に密接に結びついている。



日本で中流家庭がデザイナーにお金を払って
室内をコーディネートしてもらうことは珍しい。

賃貸の場合、
家主がそうした負担をしてくれることも普通はない。

そもそも退去時は入居時と同じように
部屋を空にしなくてはいけない。



これがフィリピンの場合、
オーナーとしては部屋の内装を一度きっちり決めておけば
それだけ賃貸需要が高まる。

家具や家電は備え付けなので、
入居・退去のたびにデザイナーに依頼する必要もなく、
最初の1回だけでいい。

そもそもデザイナーの人件費も安い。


こうした事情があり、
室内の装飾はかなり凝る傾向にある。

たしかに絵も飾ってあるし、
造花ならぬフェイクの緑が飾ってあったり、
色々グレードを上げる努力を感じる。


こういう環境だと、
絵画が比較的身近に感じられるのだろう。

自分でお気に入りの絵を選びたい人もいるわけだし。



個人的には住居が国境を越えて
転々としながら暮らしているので、
自分で絵を所有しようとは思わない。

ただ、画廊でふらっと絵を見るのは好きなので、
この環境は助かる。

グリーンベルトやグロリエッタのように
食事に行くショッピングモールにも画廊があるので。

帰る前に食後に絵を見たりできる環境は
生活を豊かにしてくれる。



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執筆者、伊田武蔵
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