ドイツの物価をフランクフルト、ミュンヘン等で調べてきた




今回はニュルンベルクとミュンヘン、フランクフルトでドイツの物価について
実際のところを確認してきた。

この旅ではヨーロッパをイギリス・アイルランド・ポルトガル・スペイン・
ポーランド・スロバキア・チェコと移動してきたが、
その一環での調査という位置づけ。

目的としては今後の移住先、
あるいは長期および短期の滞在先としての適否を見極めるため。



まずはフランクフルトのレストランに行ってみた。

ビールは1杯350円程度から。

これは隣国のチェコの3倍以上。

ドイツもビールが有名な国だが、
物価で見ると東欧よりも明らかに高めということになる。

一般的なレストランであれば、大体1,300円程度から。

ニュルンベルクも同水準だし、
ミュンヘンはレストランの物価が1割程度安めな印象だが、
ほぼ変わらないと見ていいだろう。

こちらもチェコに比べて倍近い。

地続きの隣国同士としてはかなり物価に差があるが、
かたや東欧の国、かたやEU経済の牽引役な上、
通貨が違うのでこのような差が生じているのだろう。



食事以外の部分に目を移してみると、
タイマッサージは1時間39ユーロ。

ミュンヘンのマッサージ料金

日本円で5,500円程度。

本場バンコクだと800円程度なので、7倍ということに。

人件費やテナント代が高いので、
これは致し方ないところなのだろう。

それにしても、タイマッサージは世界中で見かけるし、
ブランド力が強いのがよく分かる。

様々あるマッサージ法の中でも、
もっとも目にする頻度が高いように思うし、
有名寺院ワット・ポーのマッサージ講座は
資格を取るために来た人で人気という。


ワインは1ユーロ台から売られているので、
日本人の物価の感覚からするとドイツはとても安い。

ミュンヘンのAldi


ミュンヘンのスーパーでお菓子類を見てみると、
日本と大差ないか若干高めぐらいの印象。

ベルリンのtoomにて
ニュルンベルクのREWE


ヨーグルトは安めで、1パック30円程度で売っている。

フランクフルトのEdeka

他にもリンゴが6個で2.49ユーロ。

調理済みの鶏肉がデリカテッセンで1匹で5ユーロ。

このへんはとても割安感があり、ドイツの物価が高い感じはしない。

グリルして味付けもしてあるので、
そのまま食べることができる。

ボリュームがあるので、一人で食べきれる量ではない。



ニュルンベルクやフランクフルトの駅ナカでホットドッグを買うと、
2.2ユーロ程度。

ソーセージの国というイメージがあるが、
価格的には他の国と特に変わらないぐらいの金額。

本場の威光で美味しく感じるものの、
冷静に評価すれば普通の味。


ミュンヘン名物の白ソーセージも
Viktualienmarkt(ヴィクトゥアリエンマルクト)の
肉屋で食べたら一本150円程度。

私が入った店は2本セットだったが、
かなりボリュームがあった。

ただし、白ソーセージは歯ごたえがなく、
1本で十分だったような・・・。


ホテル代は中級ホテルが8000円か9000円程度から。


全体的に見ると、
ロンドンに比べればドイツの物価は割安感が漂う。

東欧よりはずっと高いし、ポルトガルと比べても同様。

北欧のような異常な金額ではないものの、
やはり欧州経済の立役者的な存在の国なので、
決して生活コストが安いということではない。


さらにフランクフルトは大都会だけあって、
空気もあまりきれいではなかった。

このへんはのんびりと滞在するのにはマイナスの要素。

もっと空気が良くて物価が安く、
かつ十分な利便性を備えた街が他にあるわけなので、
ドイツを選ぶのにはマイナスに作用する。



ただし、フランクフルト国際空港をメインとして、
空路の拠点として中心的な位置づけの街の1つであるため、
その点は大きな意味を持つ。

いきなりマニラからポーランドに飛ぼうとしても、
実際は他の場所を経由することになる。

そうした長距離便の主要拠点の中で、
もっとも東欧に近いのがドイツ。

ということは、せっかくなのでここで数日滞在し、
それから本命の目的地へ移動という行動パターンは
今後も十分に想定される。

特に10時間以上のロングフライトの後に、
そのまま乗り換えて飛行機で移動というのは体力的につらい。

それよりは、
一度フランクフルトのホテルに移動して何泊かして
体を休めてから改めて移動の方が楽になる。


街中から空港までも近いし、
ドイツから東欧ならバスや鉄道も使える。

その意味ではあえて空路以外を選ぶ手立てもある。


また、ミュンヘンもまた交通の起点になっているし、
こちらもくり返し訪れることになりそう。

今回は中央駅近くのシラー通りに宿をとったが、
このあたりは風紀が悪くお勧めはしない。

私自身、次は他のエリアに泊まるだろう。

ミュンヘンは東側のイザール川(Isar)付近は緑が多く、
そういった雰囲気も個人的に気に入っている。

他にもニンフェンブルグ宮殿の庭園も立派だが、
このあたりはレストランも少なくて不便なので、
なかなか宿泊には厳しそう。

ある意味、Airbnbで民泊するには面白いエリアかも知れないが。

何にしても、
フランクフルトやベルリン、ミュンヘンは
今後も交通の要所としても利用することが多くなる見込み。

そうした意味では、
今後もドイツとは何かと関係を持つことになる予感がする。


周辺国と比べると

ドイツとオーストリアを比べると、
意外に物価の差が小さいことに驚いた。

ミュンヘンからインスブルック、
ザルツブルク、グラーツと移動したが、

ホテル代やレストラン代は
2割から3割オーストリアのほうが安いだけ。

スーパーで物を買う場合には、
さらに価格差は小さい印象だった。

両国の間にもっと大きな差があるかと思ったが、
現在では大差ない水準にまで近づいているらしい。


これがスイス相手だと大きく話が異なり、
ドイツの物価はスイスに比べれば大幅に安い。

なにしろ、相手は世界有数の生活コストが高い国なので。

以前にチューリッヒ在住の人と話した時には、
週末を利用してドイツまで買い出しに行く人が多いという話だった。

欧米らしく巨大なカートを押しながら、
一週間分の買い物を済ませてくるらしい。

スイスで買うよりも、
車のガソリン代を差し引いても圧倒的に安いとは、
スイスの物価は恐ろしい。

レストランの価格も、倍ぐらいの差がある。


スイス人はさらにコストの安い東欧に行ったら、
どんな感覚なのだろう?

日本人以上にスイス人の方が所得も高いので、
もはや新興国の人が先進国の国民の生活を想像する感じになってしまう。



ということで、ドイツといえばヨーロッパの盟主の印象もあるが、
生活費に関してはスイスよりもずっと安いし、
北欧と比べても同様。

ただし、東欧やポルトガルに比べたら
もちろん割高感は拭えないし、5割ぐらい価格が上乗せされてくる。

フランクフルトやミュンヘン、ニュルンベルクといった街を見ると、
住環境とのコストパフォーマンスは悪くない。

これは旅行者にとっても同じことが言えるだろう。


唯一の懸念は治安面で、
ドイツはこの点において近年より深刻な問題を抱えている。

これはフランクフルトやミュンヘンのように
特に規模の大きな都市を訪れると顕著に肌で感じる。

この点が移住を考える際に、大きな懸念材料になってしまう。



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執筆者、伊田武蔵
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