グリーンカード(アメリカ永住権)の当選は罰ゲームでは?




初めての海外移住をしてマレーシアで暮らし始めた頃、
アメリカのグリーンカードの抽選に参加しようかと思った。

当選する確率は低そうだが、
確実に住める国を持っておく上でもいいのではないかと。

しかし、その時にはすぐに必要なわけではないので、
そのまま何もせずにおいた。

今思うと、本当にグリーンカードなんて取らなくてよかった。

持っていても放棄したいぐらいだし、
たたりのようなものでしかない。



と言うのも、グリーンカードはアメリカの永住権のため、
これを持っていると税制でもアメリカ人と同様に扱われる。

アメリカは世界でも特殊な属人性の税制を取っているため、
他国に住んでいても課税対象になる。

つまり、日本人がグリーンカードを持ち、
たとえアメリカ以外に住んでいたとしても
アメリカに課税されることになる。

世界のどこにいても税金をかけられる。

貧乏神を背負って生きているようなものだ。



所得が少ない人とか、
法人等を使ってうまく節税できている人以外は、
本気で住む予定がなければグリーンカードに当選したら
維持費がムダにかかるだけ。

税金という維持費が。

収入によって金額は変わってくるが、
ビジネスがうまくいくほどに課税額も増える。

そこまでしてアメリカの永住権が欲しいわけではない。


私は別に永住したいわけではなくて、
あくまでいざという時に住める国を確保したかっただけ。

1年ぐらいはアメリカに移住して生活してもいいが、
一生を過ごす気は毛頭ない。

それにしては、属人性の税制のデメリットは大きすぎる。

マレーシアのMM2Hやフィリピンのクオータービザも
永住権の性質を持っているので、
こちらを採用する方針に変えた。


現状ではグリーンカードを取得する予定はないし、
当選なんて間違ってもしたくない。

もう迷惑以外の何物でもない。



イメージだけでグリーンカードが欲しいなんて思うと、
こんな落とし穴が口を開けて待っていると
今になって実感する。

よく分からないうちに申請するような
ムダな行動力がなくて助かった(苦笑)。

すでにマレーシアのMM2Hビザもあるので、
いざという時の保険はかけてある。

アメリカ移住は今後の可能性として存在するが、
永住はまったく予定していない以上、
グリーンカードは要らない。

特に欲しくはないというレベルではなく、
くれるとしても断るレベル。

お金を払ってでも放棄したい。



アメリカといえば移民が多い国としても有名だが、
国から出て外で働く人にも課税していると聞いた時には驚いた。

さすがというべきなのか、何なのか。

私の友人に、
「もし日本も属人性の税制になったら
 すぐに国籍を変える」
と豪語した人がいた。

実際、彼は外国人と結婚してでも実行しそうな気がする。


日本を含め、世界の大部分の国の税制は属地性。

つまり、住んでいる国で課税される。

言い換えれば、
税金の安い国に住めば税負担は少なくなる。


しかし、中には属人性の国もあり、
永住権を取ったりするとこうした問題も絡んでくる。

と言っても、アメリカの場合ぐらいだが。



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執筆者、伊田武蔵
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