人として成長したい人がすぐに始めるべきこと


人間的に成長したいとか、仕事の面でもっと上を目指したいという人の話を聞くことが、ここ数年は多くなった。

私自身が海外を回ったり、下見なしでいきなり移住をしてみたり、人と違う経験をしているということもあって、仕事以外のプライベートの面で成長したいという人から相談を持ち掛けられることも増えたし、独立してビジネスを回していくということについて興味を持たれることも増えてきた。

しかしながら、相談してくる人がすでに何か有益な行動をとっているかと言うとそうでないことも多く、どちらかと言うと何もしていないか、もしくは無計画にとりあえずの行動をしているだけで、結果的に成果に結びつくことが少ないのではないかと思わされることが多い。

そこで今回は、人として成長したいとか、仕事を通してもっと上の世界に近づきたいという場合に、何から始めればいいのか整理してお伝えすることにした。


ゴールの設定を間違えないために

相談に乗っていると多いのが、資格を取ることにしたとか、自己啓発の本を読んでいるとか、新しいスキルを身に付けるために勉強しているという人がかなりの数いるのだが、ではゴールとしてどのようなビジョンを描いているのかという質問をすると、黙ってしまうことが多い。

特に人気資格の場合は、それを持っていることによってどのような効果が出るのかということが計測しやすく、何しろ事例が多いわけなのでわが身で実験しなくても先行者たちの事例を見ることによって、だいたいの予測がつく。

しかしながらこの事実からは目を背けて、資格さえ取れば給料が上がるとか何かしらの成長が期待できるとか、都合のいい方向に事実を捻じ曲げて解釈しているということも少なくない。

どちらかというと不都合な真実から目を背けていたりするので、明確にゴールをどこに設定するのか、そしてそのゴールはあなたが憧れたり満足したりできそうなものなのか考えておく必要がある。

ただ単に手近に取り組めるとか、みんながやっているとか、そういったことは全く関係なく考えるべきで、むしろ多くの人がやっているような行動で、なおかつほしくもないゴールしか待っていないのであれば、その選択は避けるべきだろう。

たとえばあなたが今いる会社で仕事に打ち込んだとして、昼夜の区別もプライベートと会社の時間の境目もなくなるくらいに働いたとしても、先輩社員を見た時に希望のある未来は見えないかもしれない。

そうだとすれば、馬車馬のように働いたところで、報われる可能性は低い。

あるいは資格保有者が稼げていない資格を取得したところで、仕事においては役に立たない可能性が高いし、ただ単に勉強するだけで人として成長できるのだとしたら、そんな手軽な話はない。

実際世の中には読書好きとか資格マニアのような人も居るが、彼らが人間的に素晴らしいのかどうかということになると疑問が残る。

誰に対して憧れることができるか、あるいは共感を持つことができるのかと考えていくと、ゴールは設定しやすいし、その人がどのような経緯を経て今に至るのかということをプロセスとして描き出していくと、これから取り組んでいくべきことが明確になっていく。


インプットをしながらアウトプットを

何カ月もひたすら学び続けるというのはゴールに近づいていく上で、決して適切な道のりではない。

流石に最初の内は本を読んだり、ノウハウを吸収したりする機関が必要だとしても、ある程度まできたらアウトプットを始めないとインプットの質自体が下がる。

たとえば司法試験に合格するために勉強するとして、合格できる人は一握り。

これはまさにインプットを大量に行わなければいけない事例で、数カ月または何年も学び続けて情熱を保てる人は少数派でしかない。

それよりは途中でアウトプットを通じて、つまり実践を重ねていくことによって、自分に何の知識が足りないのかということも切実にわかるし、知識を心から欲するようになる。

そして砂漠で水を求めるように心から求めた情報というのは、一度目にすれば記憶として定着するもの。

単なるお勉強の期間は短くして、アウトプットすなわち実践しながらインプットしていくという方がはるかに効率は良くなる。

実践の場に立たずに何カ月も学び続けるというのは不毛な期間になってしまうので、ビジネスであれば小さくてもいいのでまずはテストをしてから始めていくと、同じ情報に触れる場合でも吸収が圧倒的に早くなる。


近道は先人から学ぶこと

あなたの目標がかなり特殊でない限り、つまり前人未踏で誰も取り組んだことがないものでない限り、同じ道をたどった人はいるはずで、そこには成功例も失敗例もあるはず。

そういった先人から学ぶというのは一番のショートカットになる。

人間的に成長したいというのは、ただ単に容量悪くさまよっていることではなく、目標を実現していく過程で得られる副産物。

そう考えればただ単に自分の頭の中で物事を考えるよりも、すでにその道のプロと呼べる人から学ぶとか、時にはビジネスであれば市場から反応をもらうためにテストを行ってみるとか、そういったことが必要。

たとえばあなたが説得力のある文章を書きたいと思うのであれば、自分の頭の中でいろいろ考えをこねくり回すよりも、コピーライティングやストーリーテリングの知識を学ぶ方がはるかに早いし、行動心理学等の関連分野もすでに多くの知見を得られるレベルまで確立されている。

そういったものを学ばないでひたすら文章を書いているというのは、ストイックと言うよりもただ単に不器用でやり方が下手なだけ。

決して賞賛されるような美徳ではない。

オリジナリティにこだわる人もいるが、結局のところ、あらゆるジャンルにおいてスタートは模倣から始まり、そこから自分なりの美やクオリティを追及していく過程で、オリジナリティが生まれてくる。

その過程を経ずにいきなり自分らしさを求めたところで、それは怠慢に過ぎない。

まずはゴールを設定し、先人に学びながらインプットとともにアウトプットを行っていくというのが、仕事の上でもあるいは人間的に成長していく上でも、効果的な道のりだろう。



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執筆者、伊田武蔵
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