台北の行天宮へのお参り、収驚という儀式も体験




宿泊していた松江南京駅から北にひと駅行ったところに行天宮駅がある。

その駅の少し北側に行天宮というお寺があるので、お参りに行ってきた。


まずは途中で見かけた台湾スイーツの店に立ち寄り、軽く腹ごしらえ。




どうやら店のシステムは、温かいあずきベースのスープか、冷たい氷をベースにするかを選び、その上に好きなものをトッピングするという形式。

通常は4種類のトッピングが基本のようだったら、いろいろのせたくなってしまい、結局8種類のせてもらった。

英語が全く通じないので、トッピングで追加料金を支払うといっても、しばらく4種類だと主張されたが、粘ったら通じたようで表示されている価格よりも上乗せされた価格で無事に請求してもらえた。


コーヒーゼリーや小豆、餅のようなもの、落花生に似た豆、タピオカ等を盛りつけて、少々暑かったので冷たいものを選んだ。

台北に到着した日はとても寒く、空港では14度と表示されていたが、今日はすでに半袖でもちょうどいいくらいの気候になっていた。


かなりお腹にたまったので、昼食はこれだけでもいいかと思っていたが、信号の向こうに行天宮が見えてきたところで、もち米を使っていると思われる台湾風炊き込みご飯のようなものを売っている店があった。

思わず1つ注文し、それを食べてから行天宮にお参りに行った。



実はホテルを出る前に、11時20分から収驚という儀式が始まるため、その時間に合わせようかと思っていたのだが、微妙に準備が遅れてあきらめ、昼時になった。

行天宮は意外にそれほど大きくはなく、手頃なサイズ。

ざっくり見るだけだったら5分もあれば十分。


お参りの流れとしては、まずは入り口近くで手を洗って清める。

そこにウォーターサーバーもあって水を飲むことも可能。

温かいお湯も出るようになっていた。

ウォーターサーバーのところに紙製のコップもあるが、そこには行天宮からのメッセージが書かれている。

とは言え中国語なので読むことができない。




中に入っていくと、とにかく人があふれている。


縦横無尽に人が動いていて規則性が見いだせないのだが、よく観察しているといくつかの目的に分類されるのがわかる。

まずはお祭りの対象が2カ所あって正反対の方向を向いている。

大きな屋根で覆われた広場の片方に関羽がまつられていて、反対側には本を読んでいるお坊さんらしき人たちがたくさん座っている。





その両方がお参りの対象らしく、多くの人が拝んだり頭を下げたりしている。

日本とはお参りの仕方も違い、さらには男女差もあるため正式なやり方がわかりづらいが、図で解説してあるので本格的に形を真似したいのであれば、それを参考にすることができる。


もう一つの人の動きは収驚に向かう列。




人が驚くと魂が少し抜け出るという考え方が台湾にはあるらしく、その状態のままだと生命力が奪われるということ。

行天宮で行われている収驚は、その抜けだしている魂を元に戻すという儀式。




ちょうど昨日は象山自然歩道に行く途中で犬に追い回され、冷や汗をかいてきたばかりなのでちょうどいい。

せっかくなので行天宮まで来たついでに収驚を受けてみることにした。

何列か並んでいたので、比較的空いていそうな列を選んだところ、どうやらそれぞれの列が独立しているわけではなく、蛇行して全てが繋がっていたらしい。

ということで最後列に並び直したが、観察していると同じように間違える人が後をたたなかった。


約15分ほど並んでいたが、途中屋根からはみ出すこともあり、日差しが強かったのでかなり暑かった。

雨が降っている日だったら待つのが大変かもしれない。


収驚の順番が回ってくると、列を整理している人に促され、空いた所に回されていく。

そこで名前を聞かれ、そこから長い線香を持ったお坊さんというかお婆さんが頭や胸の辺り背中等に手をかざして、魂を戻すための動作をしてくれる。

1回あたり30秒ぐらいだろうか。

台北に住んでいる信心深い人のなかには、ことあるごとに行天宮を訪れ、収驚を受けていく人もいるらしい。


その後はおみくじを引いてみることにした。

日本ではおみくじを引くようなこともないが、行天宮では独特なやり方があるらしいというので、試してみることに。


まずは擲杯という赤いブーメラン型というか、三日月形のくじを2つ取る。



台北に来てからはまったピータン豆腐に似ていると思いつつ、地面にそれを投げる。

表と裏が出たら当たり。

ただし擲杯はおみくじの前提で、当たりが出ないとおみくじを引けない。

逆に言うと、擲杯は前提条件でしかないので、表と裏が出ても幸運ということではない。


幸いなことに当たりが出たので、擲杯の隣にある長い棒のおみくじを引いてみた。



前の人を見ていたら、その棒を持っていくのではなく、番号を覚えて建物の中に入っていった。

同じようにすると、建物の中に番号別のおみくじが用意されていて、その番号ごとに解説してくれるカウンターが異なる。

私の番号を探していたらお坊さんに声をかけられて、日本語のカウンターを教えてもらえた。


日本語のできる台湾人のお坊さんに解説してもらえるのだが、おみくじの内容をすべて教えてくれるわけではなくて、気になる事を1つだけ質問できるという形式。

来月には今年もヨーロッパ3ヶ月の旅が始まるので、旅の安全について聞いてみることにした。

ゆっくり焦らないようにしなさいとシンプルな回答をもらえた。


ひとまずこれで行天宮へのお参りは終了。

帰りは行天宮の目の前の地下道を使ったが、占い師がたくさんいて四柱推命や手相鑑定、紫微斗数、陽宅鑑定、八時論名等の様々な占いが行われている。

日本語可という文字も目についたし、過去に日本の雑誌に掲載されたことがあるらしく、あの時の切り抜きが目立つ位置に貼り付けている占い師もいた。




そこは素通りしてホテルに戻り、ひとまず昼寝。

夕食まではしばらくホテルでのんびりとして、夜はまた台湾ビールを楽しもうと思う。

藝奇というレストランが気になっているので、今夜はそこに行くかもしれない。



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執筆者、伊田武蔵
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