ハリファックスの観光に行ってきた


ハリファックスに到着した日はイミグレと税関で執拗な尋問を受けて時間と労力を奪われ、その後はThe Halliburtonホテルに直行して眠った。

翌日は雨と風が強かったので、食事の時以外は外へ出ることができなかった。

この雨というのがかなり激しく、大粒だったうえに風が強かったので、傘も吹き飛ばされそうな感じだった。

今回は、以前からずっと使っていた傘ではなくて、ドイツで新しく買った傘を使ってみたが、思った通りしっかりと丈夫で、強風にも耐えられる傘であることが証明された。

この傘はフランクフルトで見かけたドラッグストアで買ったものだが、かなり良い買い物ができたのではないかと思う。

そして、ハリファックス滞在3日目になって、ようやく観光らしい観光ができるようになった。

と言っても、見所の多くは近郊の町にあり、ハリファックスという町自体はそこまで多彩な観光スポットが目白押しというわけではない。

以前に訪れたアイルランドのベルファーストと同様にタイタニックとの関連も強く、犠牲者の大部分の埋葬地にもなっている。

とは言っても、タイタニックにそれほど興味があるわけでもないので、そういった所を見るわけでもなく、ひとまずアンガスエルマクドナルド橋を渡って、町の中心部に行くことにした。

というのも、私が泊まっているのは橋から空港に近い側だったので、緑が多く住みやすそうな反面で、特に何があるという場所でもなかった。

ホテルから歩いていく分にはエーマレーマッケイ橋でも、アンガスエルマクドナルド橋でも、同じくらいの距離だったが、後者の方が町中への距離が近かったので、そちらを選ぶことにした。


不安を覚える橋

アンガスエルマクドナルド橋は終始グラグラと不気味に揺れて、かなり怖い思いをした。



渡り切るまでに5分以上かかるうえ、隣りには車が走っているし、橋自体もゆらゆらと揺れていて、落ちても特に不思議がないぐらいの感じがする。

しかも高さがおそらく50m以上あるのではないかと思うので、いくら下が水だからといって、とても無事に済むとは思わない。

仮に写真を撮っている時に、iPhoneを橋の下に落としたりしたら、水没してスマホがダメになるというよりも、そもそも水面に落下した時の衝撃で粉々に砕けるのではないかという気さえする。

そんな不安定な橋を渡ってハリファックスの中心部に行って、セントポール教会や、オールドタウンクロック、セントメリーカトリック教会などを見て周った。

その中でも興味深かったのは、ハリファックスシタデルと呼ばれる星状の公園で、こちらは小高い丘の上に建っている。



その丘の斜面では、のんびりと寛いでいるカップルや家族連れがいて、平和な時間が流れていた。

それ以外にも、ハリファックスの中心部には、パブリックガーデンというものもあったし、港があるのでそこをブラブラとして、特に何をするでもなく、歩き疲れたところで帰ることにした。

ハリファックスは1日で観光が終わるどころか、2、3時間で終わってしまうので、やはりヨーロッパとの中継地点としては向いているものの、それ以外の目的で来るにはあまり魅力がない。

もっとも郊外まで足を延ばすのであれば、それなりに色々見る所があるようなので、そういったところまで観光に入れるのであれば、ありなのかもしれない。


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