カナダのハリファックスの税関とイミグレで止められる




カナダという国は、比較的入国審査が厳しい国と言われている。

今回私は、カナダに初めて入ったので、頻繁に訪れている場所でもないし、そこまで厳しくはないだろうと思っていた。

あまりにも頻繁に訪れていると、就労してるのではないかとか、何か商品の持ち込みをしているのではないかとか、色々な疑いをかけられるが、初めてであればすんなりいくことが多い。

今回ドイツのフランクフルトからカナダのハリファックスという町に飛んだが、ここでは飛行機を降りた直後から問題が起きた。

というのも、飛行機を降りて空港に行くまでの狭いコンコースの中で係員に止められ、何の権限があるかよくわからないスタッフに、色々と尋問をされて、パスポートを提出させられたり、どの町に何日ぐらい滞在するのかを聞かれたりして、結局飛行機の乗客の中で一番最後にイミグレに行くことになってしまった。

実際には、イミグレに並ぶ前に、トイレに行っている人もいたので、最後尾ではなかったものの、そのコースを抜けたの自体は一番最後ということだった。

そして、イミグレはイミグレで10分以上結局話を聞かれて、なぜか2年以上前に行ったマカオのスタンプを見て、この時はどこのホテルに泊まったのかとか、一見すると関係ないとしか思えないようなことも聞かれた。

これが、こちらに揺さぶりをかけてくるためなのか、あるいはただ単イミグレの担当官がマカオに行ったことがあって、興味本位で聞いたのか、そういったことはわからない。

妙にマカオにだけ興味を示したので、単なる個人的な趣味で聞いてきている可能性というのも十分にある。

こういったことは日本では考えられないが、海外においては意外に許容されていたりするので、なんとも言えないところ。

そしてどうにかこうにかイミグレを抜けたと思ったら、今度は税関でも長々と止められて、結局こちらも15分近くかかって、荷物も全て開封することになった。

スーツケースは鍵をかけていたが、まずはそれを開錠するように求められ、中身を1つ1つ改められた上、書類関係も全てチェックされた。

基本的には全て英語の書類になるので、それについての説明を行って、更に手提げのかばんというのも見せて、手持ちの現金がいくらあるかとか、そういったことも全て検査された。

結果的に何も問題がなく、通ることはできたものの、6時に飛行機の便自体は到着したが、空港を出る頃には既に7時になっていた。

更にそこからハリファックスのホテルまで移動するために、バスに乗らなければならない。

しかし、空港の表示を見ると、メトロという表記があったので、もしかすると地下鉄が走っているのかもしれないと思い、そちらに歩いていったら、どうやらメトロというのは、バスの会社の名前だったようで、結局はバスしか出ていなかった。

しかも、霧なのか霧雨なのかよくわからないぐらいの雨が降っていて、あまり快適に移動できるような感じではない。

そして結局、ブリッジターミナルというところまで空港からバスで移動し、更にそこから乗り換えて、バスで移動することになったが、30分に1本しかバスが来ないうえ、ホテルの看板を見逃したら、結局道がわからなくなってしまうという状況だったので、かなり緊張した状態だった。

結果的には、見落とすことなく見つけられたので、次のバス停で降りて、スムーズに移動することができたものの、なんだかんだでホテルにチェックインしたのは8時半。

5時間の時差があったので、ドイツの時間で言うと、夜中の1時半にようやく到着したということになる。

ヨーロッパから北米への移動はなかなかハードなことになった。



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執筆者、伊田武蔵
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