HSBCの評判や質は各国で異なる




同じHSBCでも評判や、現地で提供しているサービス内容は
国によって異なる。

銀行業務関連については国ごとに規制もあるわけだし、
これは仕方のないこと。

全世界で統一された基準で動くというのは、
法律的な面で考えても不可能なことなので。



HSBC香港を筆頭に、マレーシア、フィリピン、シンガポールと
4つの国に口座を開設してきた。

口座開設の難易度も使い勝手もぜんぜん違う。

たとえば、有名な香港の場合。

こちらは日本人の間でも評判は高い。



開設時には入念なチェックを受けたし、
リスク許容度等については録音までされる。

銀行側から末端の行員に
英語または中国語ができない人には
口座を開設させないように通達が来るタイミングがあり、
その直後は厳しくなる。

行員もノルマを達成したいので、
徐々に基準がゆるくなって通達がなし崩しになって、
ということが繰り返されてきたので
申し込みのタイミング次第で難易度は変わる。

ただし、HSBC香港も同じことを延々続けるわけではないだろう。


そして、日本人は彼らの間で、どうも評判が良くないらしい。

というのも、
英語も中国語もできない状態で口座を開き、
その後放置してしまうケースが多いから。

最低預金額を下回ると手数料が発生するが、
連絡しても話が通じない。

結局、銀行側としても日本人との取引は
手間がかかるだけで旨味がないことになってしまう。

もちろんフル活用している人もいるわけだが、
一部の人の行動によって日本人全体の評判が悪くなる。



このHSBC香港というのは使い勝手が良く、
私自身各国への送金の柱として使っている。

なくては困る存在。

海外投資仲間の間での評判通り、
とても有用なのが香港。



これに対し、もっとも使えないのがHSBCフィリピン。

フィリピン永住権の関連で利用したが、
とにかくミスが多い。


セキュリティーデバイスの送付を頼めば、
忘れていたのか連絡が途絶える。

書類の準備について連絡をしても返事が来ないし、
確認のメールを入れるとすでに揃っているという。

指定された支店に行けば、そんな書類はないと言い出す。

こんなことが何度も続いた。



結局、HSBCフィリピンについては、
現地での評判も良くないことが発覚。

普通の地銀の方が使いやすいという。

はっきり言えば、
HSBCフィリピンはHSBCの恥だとすら思える。

評判を下げるだけの存在でしかないし、
今後の生活の中では極力使わないことにした。

フィリピンならBDO銀行の口座も開設したので、
必要な時はそちらを利用する形で。



なお、HSBCフィリピンは基本的な事務能力が欠落している以外にも、
様々な制約がある。

たとえば、米ドルをペソに変えることはできても、
その反対は不可。

ペソを他の通貨に変更することはできない。



また、海外からの送金を受けることはできても、
外国人が現地のATMで入金をすることはできない。

外国人がフィリピンで収入を得るのは
ビザがないと禁止されているので、
そのための規制らしい。

つまり、旅行の際にお金を引き下ろしすぎて、
帰国前に口座に戻すようなことも認められていない。


日本も金融鎖国については目を見張るものがあるが、
フィリピンも負けず劣らず。

謎の規制が色々出てくる。



HSBCマレーシアについては、
不動産投資においてローンを組む際に
融資率が高めという評判を聞くぐらいで、
それ以上の印象はない。

私自身、MM2Hというビザを取るために
定期預金を30万リンギット(約900万円)寝かせているだけで、
それ以外の活用はあまりしていない。

そのため、使い勝手についても
特に何も思い浮かばない。

可もなく不可もなくといった感じがする。



HSBCシンガポールは事実上使っていない。

こちらは香港に何かあった時に
金融立国に口座があったほうが便利そうという
保険感覚で開いただけなので。

香港が無事に使えている以上、
取り立てて使う理由がない。


実際のところ、マレーシアに住んでいた時、
隣町で近かったという理由で口座開設をしただけで、
それ以降の活用履歴は皆無。

良いとも悪いとも評判も聞かない。



HSBCは世界のローカルバンクを標語としてうたっているが、
実際は日本やタイのように撤退した国もある。

日本については外資系銀行への圧力が強く、
それを嫌がって出て行ったという見方がある。

たしかにそういう部分はあると思う。


世界的な格付けも利回りも低い日本国債を押し付けるとか、
普通に考えたら考えられない話なので。

様々な規制を考えても、
外資にとってはやりづらい国なのだろう。

日本でも利用できれば、
グローバルビューで直接香港に送金できて便利なのだが・・・。



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執筆者、伊田武蔵
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