ハンガリーの夏はベストシーズンから程遠かった


ハンガリーのベストシーズンを考えた時、
特に旅行を念頭に考えると夏は良い時期とはいえない。

一般にヨーロッパは7月と8月がハイシーズンで、
この時期が一年の中でもっとも好まれるのは承知の上。

それが分かった上で、
この時期にブダペストや他の街を訪れるのは
最適ではないという結論に至った。



これまで、ハンガリーには3度訪れたが、
時期はバラバラ。

真冬の1月だったこともあれば、
春の5月の時期だったこともある。

そして今回は7月にペーチから始まり、
ブダペスト・エゲル・デブレツェンと周遊した。

その結果として、
夏がベストシーズンとは言えないと感じた理由を挙げていこう。


まずは国内移動について。

ハンガリー国内は長距離鉄道が走っており、
それを使って移動する人も多いだろう。

路線が整備されているため、
バスに比べても便利な印象がある。

ただし、路線によってはエアコンが付いていない。

たとえば、クロアチアのザグレブから
ペーチに移動する場合、
途中で国境沿いのGyekenyesという街で乗り換えた。

そして、Gyekenyesからペーチまでは
蒸し風呂状態の2両編成の列車だった。

エアコンがないため、
窓を全開にしているが、それでも暑い。

特に止まっている時にはひどかった。


その日は7月に入ったばかりだったが、
ペーチの街中に設置されていた電光掲示板には
36度の表示が出ていた。

外気より明らかに暑かった列車内は
40度を越えていたと思われる。


ブダペストからエゲルに行く時だったか、
エゲルからデブレツェンに行った時だかも
やはりエアコンが付いていなかった。

結局、4回長距離列車に乗って、
2回はエアコンなし。

これはかなりひどい。


ただし、夏のハンガリーの列車旅行は
悪い話ばかりではない。

一面にひまわり畑が広がる光景を
何度も目にすることができた。

車窓の外が黄色く染まったのを見て、
最初は菜の花だと思った。

春に訪れた時は、
菜の花が多かった記憶があったので。

しかし目を凝らしてみると、
それはひまわりだった。


その点だけに注目すれば、
夏がベストシーズンではないと
言い切れない部分は残るのかもしれない。



2つ目のポイントは、
単純に市内の観光をするのが暑いから。

何しろ7月や8月は晴れている限り、
気温が30度を越えるのが普通。

これは徒歩で街を回るのも厳しいし、
ブダペストを屋根なしの
ホップオン・ホップオフバスで周るのも
日差しの強さと暑さで参るだろう。

ちょうどホテルの目の前にバスが泊まっていたが、
屋根なしではいかにも厳しそうだった。



ハンガリーの夏が
ベストシーズンではない3つ目の理由としては、
ホテルの空調の問題。

特にブダペストに言えることだが、
この街の中級ホテルの下ぐらいのホテルだと、
なぜかエアコンが付いていなかったり、
別料金だったりすることが多いらしい。

そのため、一泊4,000円から5,000円ぐらいのホテルに
宿泊する場合には暑さに要注意。

時には扇風機すらない部屋もあると聞いた。


冬に十分な暖房が効かないことは、
ヨーロッパでは少なからずある。

特にセントラルヒーティングの場合、
システムによる制約が大きい。

しかし、今時夏にエアコンがないとは・・・。



4つ目の理由としては、
ホテルが混みあうことが挙げられる。

これはハンガリーに限らず、
ヨーロッパ全般に見られる現象で、
バカンスシーズンになるために
宿泊客が各国から押し寄せることになり、
結果としてホテルの確保が難しくなる。

ただし、ブダペストを中心に
ハンガリーはそこまでひどい状態にはない。


以前に7月のダブリンに行った時には、
深刻にホテル不足であることを感じた。

直前になってホテルを探しても、
ろくなところが残っていない。

予約サイトで評価の高いところは
軒並み埋まってしまっている状態だった。

これはダブリンに限らず、
ゴールウェイやベルファーストと言った
アイルランド内の主要な街も同様だった。


それに比べると、
ハンガリーは7月に入っても、
それなりに余裕を持ってホテルを探せる。

この点は旅行者にとっては嬉しいところだが、
他の時期と比べるとやはり選択肢は狭まる。



ということで、
ハンガリーに夏に行く場合、
特に国内を周遊する場合には
他の国以上に暑さを覚悟する必要がある。

そう考えると、
春や秋の方がベストシーズンと言えそう。

個人的にも、真夏より春に行った時の方が
街歩きも快適だった。

これまでは夏・春・冬の3つのシーズンを体験したので、
次は紅葉の時期に訪れてみたい。



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執筆者、伊田武蔵
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