異常な眠気が病気だった可能性があるという話


リストラ後に異常な眠気に見舞われた時期があったが、
今になって思うと病気の可能性があった。

当時はそんな知識もなかったので
サラリーマン時代の疲れがどっと出てきただけと思い、
毎日10時間以上寝て過ごしていた。


当時はまだ25歳だったし、
たしかにサラリーマンの時は睡眠不足ではあったものの
1ヶ月以上にわたって常に眠い状態が続くのは不自然。

どれだけ寝ても眠たく、
異常な眠気が取れなかった。


どうもこの症状は過眠症だったらしい。

これは文字通り、眠りすぎてしまう病気で、
ざっくり言うと不眠症の逆。

夜に十分な睡眠をとっても朝や昼間もずっと眠い。



ということで、
リストラされて独立してビジネスをやるようになってから、
最初のうちの最大の敵が眠気だった。

それもちょっと寝不足だった日の翌日とか、
そういうレベルではない。

一日中体はだるく、頭がすっきり冴える感じがしない。

異常な倦怠感の中で仕事を進めることになった。




過眠症はうつ病が原因で起こりやすいらしく、
どうやら前の会社での上司のパワハラによるものらしい。

退職によって緊張の糸が切れたことで、
体にわかりやすい変調をきたしたのだろう。

当時は病気が原因の可能性は特に考えておらず、
ただ体がだるいことや異常な眠気に困りながら過ごしていた。


こんな時間差でうつになるとは予想もしていなかったし、
むしろ安心していた。

もうつらい目にあうことはないと。




そんなわけで厄介な症状ではあったものの、
1ヶ月ほどで自然に消えていった。

何しろ心理的なプレッシャーの根源が消えたのだから
いつまでも傷ついている理由もない。

仮にうつ病が過眠症を引き起こしていたとしても、
それが自動的に解消されたのは自然な成り行きなのだろう。



今でも毎日昼寝を含めて9時間ぐらいは寝ているが、
さすがに他の時間に眠気に襲われることはない。

あの時期は異常だったと改めて思う。

何しろ、基本的に起きている間はずっと眠く、
入浴中に湯船に沈んであわてたこともあるほど。

さすがに溺れるところまではいかなかったが、
ウツラウツラしてしまった。


体を動かそうという気にもならず、
自転車に乗ってもゆっくり走るだけで
全力でペダルをこぐような気にはならなかった。

これも病気の症状と思えば納得できる。

軽いうつ状態だったのだとしたら、
元気に自転車で坂道を登ったりはしないだろう。




それにしても、パワハラを受けている最中ならともかく、
終わった後で症状が出るとは人間の心理は複雑だと思う。

もろいということでもあるのだろうし、
逆に緊張感を持っていれば一時的には正常な状態を保って
問題を先送りにできる機能もあることになる。

二度とそんなことはしたくないが・・・。



過眠症というといまいち怖さの分からない病気だが、
あの異常な眠気はなかなか困りものだった。

何しろ1日中ぼーっとした状態なわけだし、
起きようとする意志の力が必要になる。

しかも横になれば心地よいわけでもなく、
どこか寝苦しさも感じていた。


不眠症に比べれば楽そうに思えるし、
たしかにどちらかと言えばそうなのだろう。

疲れていても眠れないほうが
精神的に追い込まれそうな気はする。

まして次の日の仕事を自分でコントロール出来ない立場なら。



とは言え、過眠症も決してあなどれないというのが
体験してみて感じたところ。

あれが1ヶ月程度で治らず、
そのまま3ヶ月、半年と続いていったら本当に大変だった。



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執筆者、伊田武蔵
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