アイルランド料理はパブ以外の店ではあまり食べられない


ダブリンに来て感じるのは、アイルランド料理を食べようと思うと、基本的にはパブに行くことになるということ。

それ以外の店であれば、ケバブであるとか、ピザ屋とか、そういったものが多い。

ヨーロッパの特徴として、やはりケバブが多いというのはあるものの、それ以外に関して言えば、ファーストフード系は基本的にアジアとそれほど変わらない。

唯一、アイルランドらしさがあるとすれば、フィッシュ&チップスの店が比較的多いということぐらいで、こういった店に関しても、ハンバーガーとか、ケバブを出していることも少なくないので、そこまでアイルランドらしさが極端に強いというわけではない。

更に言うと、もっと本格的なフィッシュ&チップス以外のアイルランド料理を食べたいと思うと、基本的にはそういったメニューを出しているのは、パブということになる。

ここは別にビールを頼まなくても、食事だけでもOKだし、特にランチであればランチメニューを提供している店というのも少なくない。

実際こういったところに行って、アイリッシュシチューを食べたりとか、あとは鮭を日本のように切り身にするのではなくて、むしろ背骨を中心にして切るような形にして、蒸し焼きにした料理が出てきたりとか、そういったものを楽しむことができた。

その一方で、ちょっとした軽い食事に重宝したのがメキシコ料理で、特に私はナチョスが好きなので、そういったものを食べる機会は多かった。

これはダブリンの話ばかりではなくて、北部にあるベルファーストに行った時も同じこと。

特にベルファーストの場合は、泊まっていたホテルの近くにちょうど良い店があったので、そちらに行くことは多かった。

この店の量というのはかなり不思議で、ナチョスを頼むと2人前あるのではないかというほど山盛りで出てくる。

牛肉や豚肉を選ぶことができて、若干それによって料金は変わるが、それに加えてソースとしてマンゴーとか、あとはピリ辛のインド系のスパイスであるとか、そういったものも選べるし、更にトマトやレタス、チーズ等のトッピングもできる。

だいたい1000円で2人前ぐらいの量が出てくる。

それに対して、同じ店でタコスを頼むと、金額は同じなのに量が半分ぐらいになる。

ここら辺のからくりはイマイチわからない。

ダブリンにおいても、中心部において、メキシコ料理を見つけることができて、なんとなくナチョスが食べたくなったので、そこに入ることにした。

わざわざアイルランドに来て、メキシコ料理を食べる必要というのはないわけだし、こういった店というのはフィリピンにもあったので、特に物珍しいわけでもない。

しかしながらフィリピンの時に、通っていた店に比べると、かなり具の量もボリュームがあり、ファーストフード的な感じというよりは、本格的な料理としての性質が強いことが特徴。

ここは私としては、アイルランドで食べたナチョスの方が美味しかったし、ダブリンよりもベルファーストの方が更によかった。

もっとも定員さんの対応ということで言うと、ベルファーストよりもダブリンの方が親切だったし、そういった意味でもし仮に通うのであれば、ダブリンの店の方がいいのかもしれない。

アイルランドというと、フィッシュ&チップス以外になかなかパッと思いつくような料理はなかったものの、食事はかなり美味しい国だった。

日本人の味覚からしても、特に違和感なく受け入れられるようなものが中心になっているので、その点は旅行者にとっても安心だし、ある程度長期滞在をする場合にも、問題ないのではないかと感じる。



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執筆者、伊田武蔵
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