アイルランドの食事の量がわからない


基本的にヨーロッパというのは、日本よりも食事が大量に出てくるというイメージがある。

アメリカの方がより典型的にそういった考えがあるが、ヨーロッパ人というのも、基本的には日本人よりも体が大きいことが多いし、やはりオーストラリア等もそうだったように食事の量というのは基本的に多い。

しかしながら必ずしもそうとばかりは言えない側面もあって、フィッシュ&チップスなどは山盛りで出てきて、2人前から3人前ぐらいあるのではないかと思うことがしばしばであるのに対し、バーで食べるようなランチメニューを見てみると、日本人にとっても適量であったり、時には若干物足りないぐらいの印象を受けることがある。

例えば飲み物とサラダだけとか、そういったメニューもあるので、こういうものを見るとかなり足りないように感じるし、ランチメニューのセットであれば、肉と野菜とスープが出てきても、それぞれの量が少なくて意外にちょっと足りない感じを覚えたりすることもある。

更に言うと、同じメキシコ料理店に行っても、ナチョスを頼んだ時には、2人前程度の山盛りの状態で出てきて、具としては自分で選べるが、牛肉や鶏肉、あるいは豚肉、それからレタスやマンゴー、トマト、チーズ等を選んで作っていくことになる。

他にソースもいくつかあって、ピリ辛の中東系のソースもあれば、甘めのマンゴーソース等もある。

このナチョスの体験から、相当量が出てきてしまうということに戸惑いながらも、翌日タコスを頼んでみたら、こちらは半分ぐらいの量しかでてこなくて、肩すかしをくらったということもある。

そしてまた別の日に、同じくベルファーストのその店で、ナチョスを頼んでみたら、やはりこれは山盛りで出てくる。

ちなみにナチョスもタコスも金額は一緒で、作られている原料というのもおそらくとうもろこしで同じだと思われれるので、なぜこのような差が生まれるのかよくわからない。

ただ単にアイルランドで働いている人がいい加減ということなのか、それともメキシコ料理にそういった文化があるのか、といったことは不明だが、過剰なぐらいに出てくると思っていたら、意外に適正量が出てきた時の肩すかし感といったらなかなか味わうことはなかったし、今回は驚かされた。

ベルファーストからダブリンに戻り、別のメキシコ料理店に入ってナチョスを頼んでみた時には、ベルファーストのタコスともナチョスともどちらにも似つかわしくない真ん中ぐらいの量が出てきたりとか、こうして考えてみると、ほんとにアイルランドの人の食事の量というのが非常にわかりづらい。

ダブリンの北部にあるレストランでは、かなり大きめのマッシュポテトが3つと、それからメインのメニューとしてアイリッシュシチューであるとか、牛肉と野菜のあんかけとか、そういったものが出てくるが、このマッシュポテト3つだけでも十分にお腹がいっぱいになる量。

しかしながら、メインの料理の量もかなり多い。

ということで、マッシュポテトを2つは必ず残すことになった。

しかしながら近くのバーでランチメニューを頼んでみると、こちらはすべて食べても若干物足りなさを感じたりもしたので、ただ単にエリアによって違うということでもないようだし、どの辺が基準になっているかということが、いまいち理解できない。



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執筆者、伊田武蔵
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