ジャカルタで生活する気がなくなった




今回の1ヶ月に及ぶジャカルタでの生活を通して、
この街に移住するという選択肢は消えた。

スカルノハッタ国際空港で入手した30日の観光ビザの期限いっぱい、
丸30日ホテルを変えながら過ごしてみた結果として、
わざわざ住むような段階の街ではないということに。



元々、今回は移住先としての価値を確認しに
やってきた部分が大きい。

以前にもジャカルタに来たことはあったが、
今回は旅先でも投資先でもなく、
生活の場としての視察を行いたかった。



最初に泊まったのはコタ地区。

歩道が整備されておらず、
ゴツゴツした石がむきだしになっている。

なぜか歩道にバイクや車がどんどん乗り入れてくるし、
歩きづらくて仕方ない。

しかも排気ガスがひどいし、
路上駐車も多いので車道に出なければいけないこともしばしば。

とても生活の場としてはふさわしくない。

ちょっと外出するだけでもストレスになる。



このエリアはジャカルタの中でも
外国人が居住するようなエリアではないので、
荒れていても仕方ない。

たとえ川から海の潮のようなにおいがしても、
流れているのが水なのかヘドロなのかわからなくても、
ボコボコとあやしい泡が川の底から水面に上がっていても、
このエリアに住むわけではないのだから無視するべきだろう。



続いて、
日本人街であるブロックMにやってきた。

マレーシアやフィリピンで3年以上暮らしてきて、
やはり和食を食べられる環境が大事だと痛感したし、
フィリピンでは1日に1食ぐらいは和食だった。

ということで、
ブロックMのホテルを転々としながら和食レストランに通いつめた。

レストランは10店程度しかないものの、
寿司屋からちゃんこ鍋、ラーメン、うどん、
居酒屋、焼き肉、割烹料理など種類は豊富。

味も悪くなかった。

ある居酒屋のランチタイムに、
ゴキブリを2匹も見かけたことを除けば・・・。



ジャカルタでの生活では重要な場所になりそうなブロックMだが、
価格メリットはまったくない。

よく海外移住やロングステイでメリットとして挙げられる
生活費の安さは享受できない。

ランチでも1,000円前後のメニューが主流だし、
費用と質の両面で日本と変わらない感じがした。

逆に言えば、
インドネシアで日本と同程度の価格で質の高い和食を食べられるので、
海外居住者にとっては嬉しかったりもするもするが。



ただし、ブロックMですら歩道は十分に整備されておらず、
物価全般を見てもタイやフィリピンに比べて
特に安いわけでもない。

これでは、わざわざインドネシアに移住する理由はない。

何しろ、明確に環境整備で後れを取っているのだから。



フィリピンのマニラには1年住んだが、
ジャカルタの方が生活環境として勝っている点が見当たらない。

これはジャカルタとバンコク、クアラルンプールとの比較でも同様。

取り立てて生活費が下がるわけでもなく、
ただ単に環境が悪い。

人のマナーも良いとは言えない。

これでは住もうとは思えない。



ジャカルタの道は整備されておらず、
渋滞がひどい。

空港から市内までの30分の距離で
2時間以上かかったこともある。

東南アジアの首都はどこも渋滞はひどいが、
ジャカルタは排気ガスも特にひどい印象がある。

さらにバイクが多いので、道を渡るのが難しい。

ひっきりなしにやって来るし、
信号もほとんどないので。



歩道もまともに舗装されていないし、
経済的にも環境的にもまだまだ。

人口の多い国のため、
ビジネスをするために来るのなら理解できる。

マーケットが大きい上、
今のうちにポジションを作っておけば
購買力が高まってきた時に波に乗って発展できるので、
たしかに魅力はある。


しかし、単なる生活の場としてジャカルタを見た時、
移住先として人気のあるタイ、フィリピン、マレーシアに比べ
優れている点が見当たらなかった。

それどころか、
旅先としても繰り返し訪れたいとは思わなかったし、
今回は腰を据えてじっくり視察を行ったものの、
当面来ることはないと思う。

何しろ、やって来る理由が何一つとして見当たらない。


前回の訪問時には外国人が住むコンドミニアムも
いくつか視察してきたが利便性がいまいちだった。

どうしても場所が良くないため、
実際に生活するとなれば不満がたまりそうな印象を受けた。




便利なわけでもなく、特に快適でもない。

地理的にもシンガポールのさらに南という不便な位置にあるため、
飛行機での移動の際に経由地として寄るような場所でもない。

ジャカルタの生活環境が整う頃には、
すでにタイやフィリピン等は別のステージにいるのかもしれない。

こうして考えてみると、
わざわざ日本人が好んで住むような場所でもない気がするし、
少なくても私は今後の移住先の選択肢から外すことにした。



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執筆者、伊田武蔵
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