対岸から見る自由の女神は意外にも小さかった

せっかくニューヨークにやってきたので、ベタな観光名所として自由の女神を見てみようと思ったものの、わざわざ間近で見ようとまでは思わなかったので、とりあえずハドソン川の向こう岸から確認してみることにした。

実際には、ソーホー地区で画廊を見て回っていたこともあって、そこでかなり時間がかかってしまい、すっかり日が暮れたうえ、身が切れるように寒い日だった。

幸いなことに、前日のような雨が降っている状況ではなかったので、その点だけは恵まれていたものの、とにかく冷え込む。

そしてようやく9.11の現場の近くを西に回って、ハドソン川に辿り着くことができた。

そしてそこから自由の女神を見ることができたものの、思いのほか小さく、iPhoneで写真を撮っても、ほとんど何が写っているのかわからないレベル。

そしてその翌日、タイムズスクエアからセントラルパークに歩いていく途中に、自由の女神の扮装をしている大道芸人の人が2人いた。

少なくとも、前日の夜に見た本物の自由の女神よりははっきりと見えたものの、一人は妙に大きくコスチュームを作っているのが特徴で、もう一人は、ほとんどおもちゃのようなコスチュームで、ウケ狙いのようだった。

というのも、アメリカやカナダにはコスチュームを売っている店が色々あって、スパイダーマンでやハロウィンの仮装とか、そういったものを売っているが、そこで買ってきたのではないかという程度の扮装で、顔もほとんど素の状態で出てしまっていた。

これはこれである意味ニューヨークらしいところもあったので、個人的には満足だったが、本物の自由の女神も、もう少し近くで見てみたかったような気がする。

しかしながら、改めてハドソン川を渡ってまで向こうの島に辿り着きたいのかというと、そこまでする価値があるとも思えず、シンガポールのマーライオンのようなもので、近くに行ってまで見る価値はないのではないかと見切りをつけた。

今回ニューヨークではそれなりに十分な時間はあったものの、なにしろ寒いので、活動できる時間に限界があり、ひたすら外で過ごすわけにもいかなかった。

結果的にSalisbury Hotelで時間を潰すことも多く、そういった意味で言うと、10月の終わりから11月の初めは、もうニューヨークを観光に訪れる時期としては、あまり適していないように感じる。

ましてこれから12月、1月となっていけば、ますます気温が下がっていくので、ニューヨークで外を歩くのは辛くなっていくし、特に南国暮らしの私の体には堪える。

幸いなことに今日は十分に暖かく、ニューヨークに来て以来、最も気温が高いのではないかと思う。

具体的に何度なのかは電光掲示板等で見ているわけではないので、何とも言えないが、おそらく10度は軽く超えているはず。

そのおかげで、こうしてセントラルパークをのんびり歩くことができたし、明日にはニューヨークを去ってフィラデルフィアに行く予定なので、その前の日にこうしてのんびりと過ごすことができたのは運に恵まれた。

当面ニューヨークやアメリカに来ることはなさそうだが、今度来るとしたら、もう少し気候のいい時を選んで訪れることができればと思う。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ

電子書籍のプレゼントページへ



よく読まれている記事