リアルの常識がネットの世界で通用しない理由


リアル世界で常識が身に付いているのであれば、
それをネット世界にも応用すればいい
・・・と思ったら大きな間違いだ。

その間違いは、
サイよりも、キリンよりも、象よりも大きい。

クジラよりはやや小さい。


この点を勘違いしているから、
ネットの世界で何の価値もない人間になってしまう。

ビジネスの本質は価値の交換。

そのためには価値を提供しなくてはならないのに、
無価値になってしまったのでは話にならない。


これはどういうことなのだろう?



■自分をどう見せるか

あなたは自慢が好きだろうか?

相手の反応を無視して自分の考えを話し続けるのは?

自分の好きなことだけ話すのは?


普通の人なら、答えはNOだろう。

潜在的には好きかもしれないが、
こんな行動を取った時点で、
自己中で節操のない人間の烙印を押される。

しかし、ネット上ではこれをするべきだ。


自慢したいことがあるのなら、たっぷりすればいい。

自分の考えがあるのなら、声を大にして話せばいい。

好きな事だけ語ればいいし、
興味のないことをわざわざ口にする必要はない。


リアルの世界、つまり対面で人に合う時なら慎むべきことを、
ネットの世界ではどんどんやっていく必要がある。


というのも、リアルの世界ではあなたと周囲が、
様々な形で結びついている。

それは目の前の物質的な意味での相手であったり、
互いの間の共通する人間関係であったり、
社会的な肩書きであったり。


たとえば会社の同僚なら、同じ会社という結びつきがある。

相手の姿を見れば、それだけでファッションや仕草、
表情、声のトーンなど、様々な情報が得られる。

ただ存在するだけでも、雄弁に様々なことを語っているのだ。



しかし、ネットでは情報を発信しなければ何者でもない。

そもそも存在していないに等しい。

逆に言えば、発信する情報によって「あなた」は規定される。

ネットの世界に、リアルの世界の「あなた」の複製を作る必要はない。

それはリアルの世界に任せておけばいいのだから。

大切なのは、ネットの世界での「あなた」を作ることだ。



それはまったくの別人格を演じるということではない。

ムダにたくましい上腕二頭筋を持つ大の男が、
可憐な乙女のフリをしてブログを書く必要はない。

というより、止めてほしい。

個人的な要望も含めて。



ネット上の「あなた」とは、
本来なりたいと思っている自分や、
主張したいと思っていることを語る自分のこと。

つまり、リアルの世界では十分に表現しきれない「あなた」を
切り取ったものと言える。


たとえば、私はこの倶楽部で世界4大自由について語っている。

これからも語るだろう。


しかし、リアルの場でこんなことを言い出したらどうだろうか?

初対面の人に向かって、
世界4大自由を得るために私が何をしているかを語り、
その魅力や進捗状況を報告し、
一緒に目指しましょうと言い出す。

10人中9人は相手にもしてくれないだろう。

残り1人は今夜の夕食のことでも考えて上の空だろう。



これがネットの世界では話が異なる。

自分の主張したいことを熱く語れば、
共感してくれる人が出てくる。

実際、あなたはこのメールを受け取り、読んでくれている。

会ったこともない私からのメールを。



空気を読まずに自分の主張を語ること。

表現したい自分を極端なぐらいに表現すること。

好き勝手なことを言うこと。

それがネットの世界で自分に興味を持ってもらい、
仲間を募るために不可欠なこと。



普段の生活では気を使って言えないことを、
ネットでは口にしてしまえばいい。

大抵のことは、
他の人も思っているけど口に出していないだけなのだから、
主張すれば一部の人の共感を呼べる。

分かってくれるのは、ごく一部の人で構わない。

テレビや新聞のようなマスメディアを作るのではない。

世の中の0.1%でも共感してくれるのなら、
数千万人の日本のネット人口のうち、
何人があなたに潜在的に共感してくれるのか考えてほしい。



ネットでリアル世界の遠慮深さを発揮してしまうと、
何も持っていない人、
個性も価値もない存在に落ちてしまう。

かたより、極端さ、つつしみのなさ、
これが歓迎されるのがネットの世界だ。

あなたは自分の主張を思う存分に繰り広げたらいい。

公明正大である必要もなければ、
慎み深い常識人ぶる必要もない。


あなたの熱い感情をぶつけること、
そこに共感する、世間では少数派の人と
関係を築いていければいい。


学校ならクラスに誰も理解者がいないようなことを
声高に叫んでも、
共感してくれる人を見つけられるのがネットの世界。

逆に当たり障りのないことを口にしているのなら、
代わりがいくらでもきく無価値な存在になってしまう。


ネットの世界で価値を持つためには、
遠慮や慎み深さは窓から投げ捨ててしまえばいい。

窓から捨てるにはつかえてしまうほどに
遠慮や慎み深さが巨大なら、
次の粗大ごみの日を調べておこう。



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執筆者、伊田武蔵
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