海外生活に必要な3つの要素を2ヶ国に移住した経験からまとめてみた




これまで、フィリピンとマレーシアで合計3年以上暮らし、それぞれの国で永住とリタイアメントビザも取ってきた。

その後は、特定の国に住むのではなく、海外を転々として、ホテルで生活をしながら1年以上が過ぎている。

日本を脱出してから、4年以上経ったことになるが、ここで海外生活必要な素養について、まとめてみようと思う。

こういった点については、かなり誤解されている部分が多く、例えば高度な語学力であるとか、コミュニケーション能力とか、そういったところが重視されていたりするし、その点を持って自分には移住が出来ないという風に、結論付けてしまう人もいるが、実際のところ私自身の体験としても、あるいは周囲の海外生活を始めた人を見ていても、語学力というのは、最低限のレベルさえあれば、意外にどうにかなるもの。

特に現地で就労をするとか、そういった場合であればともかく、普通にただ生活をするだけであれば、その国の言葉を覚える必要というのも必ずしもない。

例えば、フィリピンに住んでいる時には、タガログ語が公用語ということになっているし、これがセブ島に行けば、また別の言葉が使われているというように、フィリピン特有の言葉があるが、私は全く覚えていない。

そもそも学んでもいないし、英語で乗り切った。

フィリピンの場合は、そもそもが英語が使える国なので、困ることはあまりない。

マレーシアに住んでいた時は、フィリピンに比べると、明らかに英語が通じなかったものの、日常生活においては、特にマレーシア人とマレー語を話すような必要性もほとんどないし、不動産契約であるとか、そういった重要な場面に携わるような人は、さすがに英語を話すことができる。

私自身も、カタコトの英語しか話せないが、その語学力でもどうにかなった。

更に言えば、バンコクとかマニラとかクアラルンプールのような、日本人が多く住んでいるエリアというのは、法人向けの日系業者によるサービスというのもあるので、意外に言葉がわからなくてもどうにかなるもの。

そんなことよりも、実際に海外生活を送るうえで重要な要素として、まず1つ目には、こだわりすぎない性質。

言い換えれば、臨機応変さというものがある。

これはフットワークの軽さと表現してもいい。

つまり思い込みが激しくて、いつまでも一つの決定にこだわるという人は、海外生活には向いていない。

どういうことかと言うと、もしかしたら移住した先というのは、思っていたよりも住みやすくないかもしれない。

そんな場合に、日本に戻るかその国に永住するか、という2択しかないと、精神的に消耗するし、視野が著しく狭くなっている。

しかしながら、その隣国は住みやすいかもしれないわけだし、特に東南アジアの国の場合、LCCで簡単に旅行に行くことができて、片道数千円とか、そのくらいだったりするので、条件が整っていそうな国を見に行って、そちらが気にいればまた引っ越せばいいだけのこと。

例えば、日本とマレーシアという二つの国の中から選択するのではなくて、マレーシアの隣りのタイも視野に入れれば、随分と話は変わってくるし、近くにはフィリピンとかシンガポールとかインドネシアとかベトナムとか、色々な国がある。

それぞれにビザの条件も違えば、住み心地や宗教、人種等も変わってくる。

もっと日常の些細なことで言えば、当然ながら海外では、日本と常識と文化も違うわけなので、時間間隔であるとか、マナーとか、あるいは接客態度への意識とか、そういったものも違っているので、細かな違いにいちいち怒ったり執着していると、ストレスが溜まる一方。

この国ではこんなものだと、ある程度までは割り切ってしまった方が、精神衛生上好ましい。

あくまでも、相手の国から見ると、こちらがよそ者なわけであって、向こうが生活しているところに、こちらが勝手にお邪魔しているという意識を持っておくことが、相手に対して寛容になり、余計なストレスを抱えこまない為のコツとなる。

こういったこだわらなさというのは、語学力よりも遥かに海外生活に必要な資質であるという風に感じる。

そして2つ目は、検索力。

これは主に、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを使う能力で、言い換えれば情報収集能力と置き換えてもいい。

もちろんそれ以外に、対人コミュニケーションから情報を引き出す力というのも含まれているが、やはり基本的なところを調べる力としては、検索力というのはかなり重要になる。

これがない人と話していると、少し自分で調べれば済むようなことをいちいち人に聞いて呆れられたり、鬱陶しがられたりしていたり、あるいは余計なコストをサポート業者に払うことになったりする。

もちろん不動産の取得や、あるいは賃貸物件の契約、更に言えばビザの取得とか、そういった重要な部分について、有料でサポートを受けるというのは賢明な選択だと思う。

多少のコストを渋って、契約に落とし穴があるとか、そういったことを考えれば、かけるべきところに費用をかけるというのは当然のこと。

しかしながら、少し検索をすればわかるような日常の些細な疑問にまで、コストをかけるのは如何なものかと思う。

特に移住先として人気のある国であれば、別に現地の言葉とか、英語で検索しなくても、日本語で情報を探すだけでも、十分に対応をできることが多い。

そして3つ目のポイントとしては、2つ目の検索力とも関わってくるが、やはりビザの問題。

この点は、海外生活を夢見ているだけで、実践的なレベルにまで入っていない人に欠けている人が多い。

しかしながら、不法滞在をする気満々ということでなければ、ビザというのは必然的な最低条件として関わってくるもの。

例えば、資産もなくて、現地で就労する気もないのに、シンガポールやオーストラリアに住んでみたいというのは、夢物語であって、それは現実的なプランではない。

住み心地や物価ばかりを気にしても、ビザの問題であえなく挫折するということは、多いのが海外生活の実際のところ。

私も東欧に住みたいと思いながらも、ビザの条件が整わずに、結局実現していないが、ある意味で言うと、まずは自分の資産であるとか、今後のライフプラン、特に仕事とどういう風に関わっていくかということを考えて、そこからビザの条件を満たせる国を選び、住みたい国があるかどうかを確認するというぐらいであっても、間違ってはいないと思うほどビザというのは重要な問題。

これは、英語や語学力よりも遥かに切実で、ビザが取れなければ基本的に、海外生活を長期的に安定して送ることはできない。

フィリピンのように、観光ビザを更新するだけで、最大で2年まで住めるとか、マレーシアのようにビザランを繰り返せば、1年ぐらいまでだったらいけるとか、そういった国もあるが、それは明らかに例外の類であって、尚且つ5年とか10年とか住むとなれば、こういった国であっても、さすがにビザ無しというわけにはいかない。

ビザを甘く考えていれば、どこかで反動が来るし、この点をクリアするということは、海外生活を送っていく上で、不可欠の要素。

ただし、いきなり一つの国に長く住むつもりではなくて、とりあえずベストのような形で、下見も兼ねて短期間の滞在をするとか、そういった形であれば、観光ビザの範囲内で滞在をし、住むかどうかを決めるというのは、当然ながら有りということになる。



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執筆者、伊田武蔵
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