海外在住の日本人には気をつけた方がいい




旅行者や移住者にとって、海外在住日本人と会うと
親しみを感じるという心理がある。

マレーシアのジョホールバルのような日本人が少ない街だと、
旅行で来ている見ず知らずの人から
たまに「日本の方ですか?」と嬉しそうに声をかけられることも。



東京にいたら日本人だというだけで親近感を覚えるなんて
まずありえない話。

しかし、一歩外国に出ると話は変わる。

この気持ちはどの国の人にもあると思うが、
海外在住者を過剰に信じようとする気持ちが
日本人は強めの傾向にあると感じる。



海に囲まれた国なので、
どうしても外国人には慣れていない。

しかも語学力もあまり優れていないことが多い。

3年以上海外在住で片言の英語しか話せない私も含めて。



そうなると情報もなかなか入ってこないので、
移住者は日本人同士のコミュニティーに安心感を覚える。

あるいは旅行者も同様。

問題は、その心理を逆手に取ろうとする者の存在。



普段よりも誰かを頼りたいという心理が働いているということは、
隙がある状態とも言える。

それを狙っている悪徳業者や詐欺師も存在する。

海外在住の日本人の中には、
現地では悪名高い人ものうのうと暮らしていたりするのだから。


実際、私の友人のところにもぐり込んだ日本人がいたが、
彼はわざわざマレーシアに移住までして海外在住になり、
さらには家族まで移住させた。

ある意味信頼を置ける人間であることを演出しておいて、
友人をだまして彼の顧客を奪っていった。

その後も家族ともども同じ街に住み続け、
移住希望の日本人を相手にビジネスを始めた。



これは明らかな悪意のある場合の話。

そこまで害意は持っていなくても、
単純に無知のために役に立たない情報を
提供してくるお節介な人もいる。


たとえば、フィリピンのビザは何種類かある。

私はマレーシアからフィリピンに移ってから、
その中で私の条件に見合う2つのビザ、
SRRVとクオータービザについて色々調べてみたが、
どちらが向いているかは人によって違う。

しかし、自分が取得した方を勧めてくる人は多い。


自分の選択が間違っていなかったと思いたいのだろうし、
海外在住の先輩としての面子を保ちたいのかもしれない。

日本人同士の微妙な縄張り意識というか、
無意味な駆け引きを一方的に演じてくる人もいるので、
相手が十分な知識や調査能力を持っているかどうかを
しっかり判定したほうがいい。

適当に選択した結論を正解のように
吹聴する人も少なからずいるので。


これは海外在住者に限らないし、
日本人ならではという話でもないが。




今回は海外在住の日本人について
色々悪い話を書いてきたが、
もちろん悪人ばかりが日本を出て外国に移住しているわけではない。

ただ、慣れない土地で緊張に包まれているところ、
同じ国籍で言葉も通じる親切そうな人がいると
過剰に油断してしまいがちなので、
その点は注意した方がいいという話。


あやしげな外国人には気を付けるのに、
相手が日本人だと妙に安心する人が多いので。



ちなみに、日系の業者(不動産・ビザ・その他もろもろ)も
日本人が経営しているから安心とは言えない。

サービスレベルが現地の会社と変わらないこともあるし、
最初から日本人をカモにしようとしている会社もある。

日本でまともな経営ができなかった人が
海外に逃げてきたのではないかと疑ってしまうような
やり方の会社もあるという事実は頭に入れておいたほうがいい。



特に不動産やビザのような重要な手続きの場合、
事前に評判を調べて確認しておいた方が確実。

トラブルが起きてから確認したら、
過去にも様々な問題を引き起こしていて
現地在住者から非難されているといったリスクもあるので。



海外在住の日本人が全員あやしいわけではないが、
節度を持った距離感で接する必要はある。

無条件の信頼はやはり危険。

といっても、裏に企みがある人間ほど、
表面上は善良で親切そうな顔をして近づいてくるのだが・・・。



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執筆者、伊田武蔵
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