フィリピンの観光ビザの更新料が無駄すぎた



当初はフィリピンで観光ビザを更新しながら暮らし始めた。

特に十分な下調べがあったわけでもなく、
事前に現地を訪れて視察をするでもなく移住したので、
かなりずさんな体制で行ってしまったので(苦笑)。

そんなわけで、
当初はぼんやりとSRRV(退職者ビザ)を申請しようと思っていたが、
詳細を調べるうちにクオータービザ(永住権)の方が
有利という結論にいたった。

とは言え、
永住権の申請をしたからといって、
即時に発行されるわけもない。

私はすでにマニラに住んでから手続きを開始したので、
無犯罪証明も日本大使館を通して取り寄せることになり、
それだけでも2ヶ月以上かかった。

結局、フィリピンに移住して半年ほどして
永住権の申し込みをしたが、
マニラに住んだ1年は常に観光ビザを
更新し続けたことになる。

ちなみに、特に手続きなく入国すると押されるビザを
一般的に観光ビザと読んでいるが、
正確には非移民ビザということになる。

呼び方なんてどちらでもいいが・・・。

ここでは一般的な名称にしたがって観光ビザと呼ぶが、
更新には費用がかかる。

自分で移民局に出向いてもそうだし、
代行業者にお願いして行ってきてもらうこともできる。

マニラの移民局はイントラムロスと呼ばれる地区にあり、
マカティからは渋滞を入れてタクシーで1時間ほど。

往復だけで2時間かかり、
当然ながらフィリピンの役所なので散々待たされる。

その手間を考えると、
わざわざ自分で観光ビザの更新に行く気にはならず、
代行業者にお願いしていた。

ビザ関連のサポートをしている会社とか、
旅行会社が代行してくれるので、
更新料に若干上乗せすると行ってきてくれる。

パスポートの引き渡しは自宅のコンドミニアムに
来てくれる会社もあるし、
相手の会社に訪れる場合もある。

このへんはサポート業者次第。

パスポートを預けるのは最初不安だったが、
実際には何の問題も起こらなかった。

各地を旅していると、
パスポートなんて毎回ホテルでコピーを取られているし、
そうそう悪用できるわけではない。

まして信頼できる会社であれば、
なおさら安心。

更新料だが、細かいことは忘れた。

というのも、
フィリピンの観光ビザの更新料は細かく分かれている。

最初の21日は無条件に入国時に与えられるが、
これが今は30日に延長された。

その後、次は30日しか延長できないとか、
エイリアンカードという身分証明を
発行しなければいけないので料金がかかったり。

さらにその後は1ヶ月か2ヶ月の延長を選択できたが、
2013年の途中から6ヶ月というコースもできた。

それぞれに更新料も違う。

とは言え、
観光ビザの更新を代行してもらっても、
大きな費用が上乗せされるわけではない。

せいぜい数千円。

日系の会社にお願いしても、
実際に移民局に行くのは人件費の安いフィリピン人なので。

たしか6,000ペソぐらいかかった時があったが、
それが何ヶ月の更新だったのはか不明。

今となっては思い出せない。

ただ、これだって15,000円ぐらいになるわけだし、
何度も繰り返すとそれなりの負担になる。

どのみち永住権を取るわけだから、
さっさと手続きをしておけばよかった。

積もり積もって更新料の費用がかかる上、
期日を忘れないようにしなければいけないという
手続き上の問題もある。

そんな状態を続けるよりは、
事前に必要書類を取り寄せて
移住後にすぐに申し込みをした方がよかった。

フィリピンの観光ビザの更新料を払っても、
残るものは何もない。

それなら早くに永住権を持っておいた方が得。

結局1年も無駄に払い続けてしまったので、
その点は少しもったいなかったと思う。


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