実質的な会社都合でも退職勧奨を受けて自己都合で辞めることになった


会社都合での退職勧奨、というより事実上のリストラにあい、
その日のうちに自己都合扱いで退職願を書かされた。

当日付けで辞めることになったので、
ある日の午後に突然職を失った。

翌日からはいきなり出社する必要がないという驚きの展開に。



私が勤めていた会社では、
事実上の会社都合での当日付けでの退職、
要はリストラが横行していた。

形式上は自己都合という処理がされていたようだが、
実質的にはあらがえない状況で退職願を書かされ、
当日付で会社を去ることになる。

理由は様々で、一番多いのは社長か役員の気に障ったから。

人によっては遠方への通勤(片道2時間以上)に難色を示したとか、
人事異動の打診に嫌な顔をしたとか、
上層部に意見を伝えたとか、
具体的な理由は様々。



ただ言えるのは、社内で大々的な公表は一切なく、
いつの間にか人が消えているという事実。

送別会が行われないどころか、
誰にも告げられずに辞めていった事例すらある。

翌日に部署内で退職の事実が伝えられるだけで、
具体的な理由等は一切明かされない。

ただ噂で真相が広まっていくぐらいで。



私の部署でも退職勧奨を受けた先輩社員がいたが、
彼はある朝に突然辞めることが決まった。

もちろん会社都合扱いになどなっていないのだろう。

出勤と同時に上司に応接室に呼び出され、
朝礼の時には会社を辞める旨を発表して去っていった。

通勤して即家に帰るという変則的な行動パターンだが、
妻子がいるはずだったのでどうしたのだろうか?


会社都合での退職と違って、
自己都合だと失業保険もすぐには出ない。

ハローワークで退職勧奨の事実を伝えたり、
実質的な退職までの流れを訴えて
会社都合に変えてもらう手もあるようだが
これも簡単に行くものではないのだろう。



元々が営業の手法も法律スレスレのブラック企業だったし、
中堅社員がいつまでたっても育たず、
60代以上の役員と30代以下の社員に二極分化した会社だったので
待遇が厚くないのは誰もが知っていた。

どうも就職先を間違えたということは
暗黙の了解というか、周知の事実で。


とは言え、私も退職勧奨を受けてから
会社都合とはお首にも出さずに自己都合で辞めさせるまでの
鮮やかで滞りのない流れには驚いた。

こちらはそんな経験がないので戸惑っていると、
会社側は慣れた手つきであれよあれよと話を進めていく。

これまでに多くの社員が犠牲になって磨き上げられた
当日付けでの解雇の手口なのだろう。


そして、同僚にその旨を話す機会すらないままに
会社を後にすることになった。

他部署が私の退職の事実を知るのは、
数日後になってからだろうか。

公式なアナウンスはもちろん社内に流れなかったのだろう。



その後、私はサラリーマン時代にかねてから着手し、
すでに結果が出てきていた副業を自分のビジネスとして
本格的に取り組むことになった。

あれから5年以上がたつが、
今では他人に雇われる人生から抜けだしたし、
もう退職勧奨とか会社都合で突然リストラされるとか、
そんな不安定な立場でもなくなった。


初めての会社で散々な目にあったのは、
今になって思えば雇用されることに危機感を持てたという意味で
プラスの側面もなかったわけではないのかもしれない。

リストラの事実だけではなく、
パワハラも日常的な光景だったので。



あの苦い経験があったからこそ
二度と人の下で働かないという決意を確かにすることができた。

そして、自分でビジネスを行うことで
自由な人生を手にすることにも成功した。

できれば避けたかった経験ではあるが、
そういう意味では糧になっている部分もあるのだろう。



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執筆者、伊田武蔵
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