優柔不断な人が決断力を高めるための3つのポイント


なかなか物事を決められない人であっても、ポイントさえ押さえてしまえば、決断力を高めることはそれほど難しいわけではない。

子供の頃から、ズバズバと判断を下せる人がいるのも事実ではあるが、成長していく過程で、あるいは社会人になってから決断力を鍛えて、人生にとってあるいは自分だけではなく、家族や会社にとって重要な判断を下せるようになる人も、少なからずいる。

私自身も、判断を先延ばしにする性格だったが、この数年はサラリーマンを辞めて独立することや、海外移住等の重要な決定をいくつか下している。

それ以外にも永住権を取ったりとか、タイやフィリピンに不動産を買ったりとか、かつてであれば考えられないようなことを決断してきた。

ポイントを押さえているかだけで、物事を決められるかどうかというのは、随分と変わってくるものなので、ここでは3つの方法を紹介したい。


判断力を決断力の基礎になる

まず一つ目のポイントとしては、自分自身がある程度精通した分野とか、慣れ親しんだ物事について、決める場合の話。

この場合、冷静にどれだけ情報を収集、分析できるかが鍵となる。

例えば、ビジネスにおいて広告を打つ場合、どういったメディアに広告を出すのが日応対効果がいいかとか、回収期間がどのくらいになるかとか、広告を出すためにかかる手間ひまがどれだけ大きいかといったことは、情報さえあれば事前に把握することができる。

その上でもっとも効果の高いものを選び出すのが、判断力の問題。

逆に言えば、こういった判断力のない状態で決断力があっても、間違った方向に猪突猛進に進むだけなので意味がない。

判断力というのは、どちらの方向に進むかというベクトルを決めるものであって、決断力というのは、その既定されたベクトルに向かって、矢を放つようなもの。

この2つは、車輪の両輪のようなものなので、どちらか一方だけが欠けると、非常にいびつなものになってしまって、うまく機能しなくなる。

判断力だけに欠けていても、実践が伴わず、行動力のない口だけの人になってしまうし、決断力のみがあっても、独断先行型ではた迷惑な人になる。

そのためまずは、冷静に情報を収集したり、分析したりする過程を経て、客観的なデータとして物事を見てから、決断力を発揮するというステップを踏む必要がある。


決断力がない人に欠けているもの

二つ目のポイントとしては、決断力を高めるためには、小さくてもいいので、成功体験が必要であるということ。

逆に優柔不断な人が、なぜ自分で物事を決められないのかというのを分析していると、会社の中でも重要な役割を与えられず、常に指示を出されてそれに従うしかないとか、実践を発揮しても、上司にそれを非難されて、自分で考える力を奪われているという事実に直面することがある。

いきなり重要な意思決定を出来ないのは当然のことで、まずは小さなことからでもいいから、実績を重ねていくことによって、徐々に決断力を高めることができる。

しかしながら、そういった成功体験を積む場がないと、自信をもつことができない。

結果として、思い切って一歩を踏み出そうとする気持ちは、削がれていく一方になってしまうので、これは周囲の環境というのも一つには作用している。

特に部下のやる気を潰すような上司が上にいると、部下が決断力のない人になってしまうのは、ある部分ではやむを得ないこと。

とはいえ、人のせいにしてばかりでも進歩がないので、まずは小さくてもいいので、自分自身で何かを決めて、実行をするという行動に移す必要がある。

例えば、飲食店に入って、メニューを決めるのを30秒以内と決めてみてもいいし、人と会う時に、行先を決めるのが苦手という場合は、自分から提案してみたり、それが難しければ、せめて集合時間だけでも自分から言い出してみたりとか、そういったほんの些細なことからでも構わない。

まずはちょっとした決断を下すことを、日常的にしていくことによって、ハードルは下がるし、徐々に大きな決断に向けて、抵抗感が減っていくことになる。


決断力を鍛える3つめの方法

これで最後となるが、ここでは心構えというか、一つの知識を持っておくことによって、結果的に決断力を高めることができる。

というのも、最近の研究によって、多くの場合において、人が散々悩んで時間をかけて判断したところで、それに似合うような妥当な結果は得られないということがわかっている。

もちろん分析等の有益な作業に時間をかけるのであればいいが、レストランに行って、ビールかワインかを悩んだりとか、週末の旅行先を迷ったりとか、転職をするかしないかの妥当性について、あれこれ考えたところで、現実問題として、Aという選択肢もBという選択肢も大差がなかったりするし、少なくとも時間というコストをかけるほどのリターンが見られないことが、大半であるということがわかっている。

ということは、決めないということが、最悪の選択肢であるということを理解しておけば、しっかりと検討を詰めた後の判断は、神任せでも何でもいいことになる。

極端なことを言えば、駄目な受験生のように鉛筆を転がしてもいいし、サイコロを振ってもいい。

それぐらいどうでもいいことだと思えば、自分自身の頭で決めることはできるはず。

何しろわざわざ鉛筆やサイコロを見つけてくることの方が手間がかかるわけで、そんなことをしてる暇があったら、適当に決めてしまう方がよほど合理的ということになるのだから。

ここまでの話をまとめると、決断力を高めるためには、まず一つ目のポイントとして、情報の収集分析といった判断力にかかわる分野については、決断力と別であるということを知り、まずは冷静な判断というステップを、先に踏んでおくこと。

2つ目のポイントは、小さな成功体験を積むこと。

3つ目は、感情的な悩みが無益であることを知ることということになる。

個人的にはこれに加えて、他人の言うことや、世間の常識を無視するとか、いわゆる大衆と言われるような人の考え方が、自分には合わないとか、尊敬できないと思うのであれば、あえて多くの人が進まない道に進んでみるとか、そういったことも人生を変えていく上では、とても重要なポイントに感じている。

そして、成功体験を積むということに関して言えば、始めて大きな決断を下すことになった、サラリーマンから独立へという動きの時の負担に比べて、最近はある程度大きな判断をする時にも、精神力を使わずに済むようになった。

例えば、1年半ほど前に、自宅を捨ててホテル暮らしをスタートして、色々な国を回っているが、他人に話すと驚かれたりするものの、私自身は至ってマイペースで、移住とか永住権の取得とか、そういった決断を下してきたこともあり、もうこのレベルであれば、簡単に決めることができるようになった。

小さな積み重ねを、繰り返すことができるかどうかということは、やがて大きな違いを生み出すことになるので、まずは無理のないところから、スタートしてみていただきたい。



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執筆者、伊田武蔵
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