Kindle Unlimitedがマーケティングとして秀逸


Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)が始まった日、
バンコクのスワンナプーム空港のwifiで登録した。

月額わずか980円で読み放題ということだが、
書籍のラインナップがどんなものかは
登録してみないとよく分からない。

初月無料だし、悩むだけ時間のムダなので
さっさと登録を済ませることにした。



当然のことながら、
人気書籍は読み放題の範囲には入っていない。

しかし少し前の小説であれば、
伊坂幸太郎や東野圭吾、村上春樹のような
人気作家以外なら対象になっているものも少なくない。

TarzanやMac Fan、MEN'S EX等の雑誌も
それなりに充実している。

その他にも様々な書籍があり、
これで980円なら十分すぎる内容。


そもそも本1冊分ぐらいの金額なので、
なんでも読めると思うほうが異常。

コストパフォーマンスで言えば、
十分過ぎるレベルだろう。

ということで、
迷わず継続することにした。



それにしても、素晴らしいのはビジネスモデル。

すでにAmazonは本以外も含めて
eコマースの巨人となっているが、
Kindle Unlimitedの登場は
強力なフロントエンドの誕生となった。

AmazonのUSPの1つは、
精度の高いレコメンド機能だろう。

「この商品を買った人はこんな商品も買っています」
という触れ込みで他の本が表示されるが、
ここから本を購入することは今までも多かった。


そして、Kindle Unlimitedを利用していると、
当然レコメンドされる書籍を目にする機会も増える。

ここに表示される書籍の一部は
Kindle Unlimitedの対象となっているが、
体感的には8割が対象外。

つまり、欲しい本が勧められていれば、
その8割は月額980円での読み放題の対象ではなく、
別途購入することになる。

この機能によって、
私は初月だけで26冊の本を購入した。

読み切れない(苦笑)。



Kindle Unlimitedからの収益だけではなく、
それを利用することによってユーザーの興味を理解し、
売れやすい商品を推薦する。

それによって新しい売上につながっていく。

読み放題をフロントエンドにして、
バックエンドで他の商品を売るという仕組み。

ビジネスモデルとしても美しい。

音楽の聴き放題サービス等もあるが、
このようにバックエンドまできれいに設計されているのは
さすがAmazonというべきところ。

したたかと言えばその通りだが、
ここまで築き上げてきた仕組みと
見事に相乗効果を上げる素晴らしい仕組みだろう。



ということで、
まんまと計算された導線に乗せられていることを認識しつつ、
今日もまた新しく本を買っていく。

日本に住んでいる人なら、
たまたま書店に立ち寄って本を買ったり、
楽天ブックス等で購入する機会もあるかもしれない。

しかし、Kindle Unlimitedに申し込んでいれば、
読み放題ではない本も含め、
こうしてAmazonで購入する機会が増える。

ますます盤石な体制を整え、
シェアを上げていくための施策として
有効なのは間違いないだろう。


多くの中途半端なクオリティのビジネス書を読むよりも、
優れた事例を現実に体験させてくれる方が
よほど成長に貢献してくれる。

ということで、
個人的には満足度が非常に高いサービス。

対象書籍がさらに増えればもちろん嬉しいが、
現状のままでも十分納得できるレベル。


元々書籍には月に数万円は使っているので、
別にKindle Unlimitedで全てを置き換えられなくても
まったく問題ない。

というより、そんな過剰な期待は最初からしていなかった。

それでも毎月の本代は長期的には減ることになるだろう。



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執筆者、伊田武蔵
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