キングスクロス駅からフリーシャトルバスが出ていた

シドニーのタウンホール駅からキングスクロス駅に行って、Mammazeza Pizzeriaでピザを食べたりしてしばらく時間を過ごしてから、夜の10時頃に地下鉄に乗って帰ろうかと思ったら、すでに駅が閉じていて、何かメンテナンスをやっているらしい。

そして代わりにタウンホール駅までのフリーシャトルバスが出ているということだったので、そちらに乗ってみることにした。

歩けない距離ではなさそうだったが、夜も更けていたので治安の面での不安もあるし、帰りの道が正確に把握できているわけではないので、バスに乗った方が確実という判断を下すことにした。

ただし、駅の目の前にバスが止まるようにも見える表示ではあったものの、実際には近くのトレードマークホテルの辺りにバスが止まるということで、間違った場所で最初は待っていた。

さらに言うと、その正しい場所が分かってからも道の反対側で待っていたことにバスが来てから気づき、慌てて乗る形に。

そして料金を聞いたところ、どうやら無料ということだった。

バスの運転手にその旨を聞いてみたところ、「シックスダラー」というようなことを言っているように思っていたが、どうもそれは「座れ」と言っているだけだったらしく、結局無料で移動することが出来た。

キングスクロスからタウンホール駅の距離は徒歩30分程度で、オーストラリアの場合、交通費が高いので電車であれば400円くらいはするところ。

そういった意味で言うと、地下鉄が代わりのバスを無料で提供するのはかなり太っ腹な選択な気がする。

公共の交通機関はそういった配慮をしなくても、殿様商売で片手団扇のビジネスが出来る訳なので、意外な感じもした。

そしてタウンホール駅まで行ったら、そこからは徒歩で行けばホテルが近くなので、無事に一日を終えることが出来た。

とは言え、バスはかなり曲がりながら走るので若干車酔いで気持ち悪かったし、翌日もキングスクロス駅に行くことになったが、もう行きの段階で、徒歩で行ってみることにした。



徒歩でキングスクロスへ

まだ夕方くらいの時間だったので、歩いていても危険はないし、その段階で道を覚えてしまえば複雑に入り組んでいるわけではないので、帰りも分かりやすい。

極端な話、大きく曲がるのは一回くらいで、後はほぼ道なりに動いていくだけなので道を記憶するのは楽だった。

途中ハイドパークもあったが、さすがにこちらは日が暮れてからウロウロしていると危険があるかもしれないということで公園に入らず、そのまま道沿いに行ったが、その公園沿いを歩いているときには緑の匂いがして思わず深呼吸をしてしまった。

これまでマニラに住んでみたり、クアラルンプールやバンコクにしばらく滞在をしてみて、空気の悪いところに住むのが当たり前だったが、オーストラリアのように空気の澄んだところに長くいると、呼吸をすることに対する意識が若干違ってくる。

これまでに溜まってしまった体の中の淀みを押し出すような感覚があるので、つい深呼吸をしてしまう場面が少なからずある。

ここら辺はやはりオーストラリアだったり、その他の先進国の強みといえる。

本来、田舎に住むという選択もあったが、結局東南アジアの田舎は一台一台の車の排気ガスが十分に汚いので、深呼吸をしていると突然汚い空気が入って来たりもするという問題がある。

そういうことを考えると、ただ単に田舎に住めば空気がきれいとも言えないところがあるのは考え物。


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