きつい仕事に耐える意味はない


世の中にはきつい仕事でも頑張れば
人間的に成長できるとか、
それが一人前の大人だとかいう人がいる。

たしかに無責任に無職になって生活が成り立たなくなるのは
人間としてどうかと思う。

ただ、ひたすら現状維持で努力することが
本当の意味で価値のある行為かといえば、そんなことはない。



仕事がきついと思っている人は、
その業務内容にやり甲斐や価値を感じていない事が多い。

その状態で耐えたところで、
ただやり過ごす力が付く程度。

身につくのは忍耐力ぐらいで、
成長を見込むことはかえって難しい。


むしろ早いスピードで成長する人のほとんどは
自分の仕事を楽しんでいるのだから。

事実、私の周りの成功者の共通点は
仕事のことを趣味と同じ感覚で語るということ。

今はプライベートだとか、
年中会社のことを考えるのはきついとか、
そういう感覚がまったくない。



私自身、サラリーマンの時には仕事はきついだけで、
辞めたくて仕方なかった。

職場の人間関係もひどい状態だったので、
とにかく独立したい気持ちしか持っていなかった。


あの頃は社内でも下の立場だったので雑務中心だったこともあるが、
ビジネスの面でほとんど成長できていなかった。

独立して自分で仕事を選べるようになってからの、
何分の1のスピードだったのだろう。

半分とか、そんなに効率がよかったということはありえない。

おそらく10分の1か、それ以下ではないかと思う。


ただその日の業務を嫌々やり過ごして、
翌日にはまた同じことを繰り返すだけの日々だった。



きつい仕事でもそれに見合うやり甲斐があるのなら、
続けていく価値はあるかも知れない。

ただ、単純に辞めたくて仕方ないのであれば
続けるだけ人生のムダ使い。

限りある寿命をドブに捨てているようなものだし、
そんなことをして何の意味があったのだろうと
未来に後悔する可能性が高い。


時間は無限のようで有限だし、
サラリーマンでいるだけが唯一の生き方ではないのだから。

いきなり退職するわけにいかなくても、
そのための準備はすぐにでも始められる。

副業を始めるでもいいし、
今の仕事を辞めてからどれだけの期間を暮らせるのか、
現在の貯金額から算出することもできる。

そうすれば、きつい嫌な仕事をしてでも収入を維持すべきか、
すぐに辞められるかを見極めることが可能になる。



人間の動物としての本能で、
ひとまずは現状を維持しようとする習性があるが、
これは原始の時代の名残でしかない。

現代社会においては変化のスピードが早くなっているし、
それに対応する柔軟さの方が重要な要素になっている。


きついと思いながら毎日暗い顔で会社に出勤し、
やりたくもない職業を背負って夜になるまで働いて、
疲れ果てて帰ってからつかの間の休息を楽しむという
ルーティーンを繰り返す意味が本当にあるのかどうか、
考えてみたらいいと思う。



きつい仕事に耐えていたサラリーマン時代よりも、
やりたいことをやっているだけの独立後の方が
はるかに多くを学ぶことができている。

それは私が体験から理解したこと。

そして、周りの人を見ても同じ傾向を確認できている。


あえて修行の場としてつらさに耐えるのか、
もっと生きがいを感じられる場所に移動するのか、
それはあなた自身で決めればいい。

ただ、耐えている間に年老いてしまうリスクについても
考えておく必要があるのは間違いない。

苦行を終えた時には体も衰え、
その代償として手の中に残ったものが何もないのでは悲劇だから。



私が見る限り、
世の中にはそうした人が多すぎる気がする。

きつい仕事が報われた昭和の常識にいまだに縛られ、
人生を台無しにしてしまう人が。

この選択肢の多い日本に生まれながら、
自ら道を限定してしまう必要があるのだろうか。



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執筆者、伊田武蔵
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