クアラルンプールのいびつな発展の仕方



マレーシアの不動産価格といのは、随分高騰してしまったし、以前であれば外国人であっても、50万リンギットから購入することができた不動産だが、ペナンやジョホール州などの一部の地域では、100万リンギットが最低金額となった。

もっともその基準というのもいい加減で、ルールが変更された日よりも前に工事が着手されていれば、50万リンギットで取引できるとか、更に言えば、政府と強いコネを持っている業者であれば、そこら辺のルールは多少甘くなるとか、そこら辺はさすがマレーシアというか、新興国のいい加減なところでもある。

何しろビザの手続きや、銀行のルール等も、状況によって簡単にねじ曲げられてしまうような状態なので、まだまだ制度がしっかりしているとも言えないし、その運用の方法というのも、グダグダな部分もある。

それはそうと、クアラルンプールともなれば、1等地がどんどん値上がりして、下手な先進国の大都市よりも、価格が高くなっているエリアするある。

しかしながら、この発展の仕方というのはかなりいびつなところがあって、どのエリアがきっちりと発展しているという区分けがかなりしづらい。

モントキアラのような、比較的新しい町であれば、かなり整然としているものの、以前から発展していたブキビンタンであるとか、こういった地域というのは、1等地であっても小規模であまりきれいとは言えないような、個人商店が並んでいたりと、なかなか一貫性がない状態で、町が形成されている。

分かりやすいのは、高級ショッピングモールであるパビリオン。

こちらは、マレーシアを代表するショッピングモールではあるが、その周囲はと言えば、ローカルレストランがあったり、少し歩いて行けば一気にすたれていったりと、かなり不自然な状況。

古くからの利権があって、簡単に立ち退いてもらえないというのもわかるが、町の雰囲気に統一感がなく、ショッピングモールはとてもきれいでありながら、その周りは意外にそうでもないという現実がある。

ブキビンタン駅に向かって歩いていく方面はまだしも、そちらと反対側になると、かなりすたれた感じになってしまうので、そこら辺がマレーシアの非常に残念な部分を象徴しているようにも感じる。

昨日は、友人に誘われて、マレーシア名物のチキンライスを食べに行ったが、こういった料理というのも、すぐに飽きてしまうというのが過去に移住を経験して実感したところ。

そして、モノレールに乗って、ブキビンタンからインビ駅まで移動したが、待ち時間を考えると、歩いた方が早いような気がする。

この2つの駅の区間というのは、非常に距離が短く、更に言えばモノレール内もあまり安心して乗れるような環境でもないので、そういった意味で言うと、徒歩移動の方がかえって精神的にも楽なような感じがした。

ちなみに、タクシーというのは、もっともストレスがかかる移動手段で、クアラルンプールにおいては、しばしば料金交渉であったり、あるいは、運転手の態度が非常に悪かったりと、トラブルに遭遇することも多い。

先日も、友人を見送る際にタクシーを止めたが、メーターを使う気がなく、いきなり20リンギットという料金を提示してきた。

こういったところが、マレーシアに住む際には非常にストレスになるというのは、ジョホールに住んだ2年間で散々体験したところ。


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