クアラルンプールの中華街に朝に来てみた


ブキビンタンには中華街がある。

これがジャランアローという場所なのだが、昨日発見した。



その道そのものにたくさんの店が並んでいる。

正確に言うと、中華街というよりはマレーシアのローカルレストランの集合体という印象の方が強い。

昨日はBlack Forest KLで夕食をとったあとにちょうど通りかかったので、ここで食事をすることはできなかった。

ちょうどインペリアルホテルの向かい側にある蒸かした芋を売っている店があって、そこが気になっていた。

これまでもラオスやマレーシアで蒸かした芋を食べたことはあるが、日本とほとんど同じ味で文句なしにおいしい。

朝食にその芋と野菜炒めか何かを食べることができればいいと思っていたのだが、残念ながら朝の段階ではその店は開店していなかった。

というのも、こちらの屋台街のうち半分くらいは朝の段階では閉まっていて、まだ午前八時の時点では開店していないところが多い。

ということで、ちょっと胃腸を休めようということで、魚入りのおかゆを注文することにした。

ブキビンタンというとクアラルンプールの中でも中心部の一つと呼ばれているが、実際のところパブリオン側は非常に発展していて近代的というか先進的な町並みになっているのに対して、その反対側、つまりこちらの中華街側やその周辺は雑多な町並みとなっている。

安いホテルも多くて、二千円台・三千円台の安ホテルも多数見受けることができる。

クアラルンプールのホテルだと千円以下の場合もあるので、挑戦したことはないもののかなり安く泊まれることはわかる。

首都なので土地代等は高いと思うのだが、競争原理が働くことによってホテル代はかなり安く抑えられている。

これはバックパッカー向けの安宿ばかりではなく、5つ星のヒルトンでも1万円程度から泊まれるし、今booking.comで調べたところではLanson Place Bukit Ceylon Serviced Residencesが380リンギット、Gタワーホテルが270リンギット、ザ フェイス スイーツが295リンギットと1万円前後になっている。

ホテルが安いのはバンコク等においても同じことで、必ずしも発展している国のホテル代が高いとは限らない。

むしろミャンマーのヤンゴンのように発展度で言えば微妙な町の方が、かえってホテル代は高かったりするので、そういった物価の微妙なところも観察してみるとかなり興味深い。

昨日は屋台街の中でもインド系の店で朝食をとったので、朝からカレーとナン、それから卵の組み合わせで食べた。

ナンは意外に脂っこかったりもするので、今日はちょっとヘルシーな嗜好でやってみようかと。

ごま油がたらされていたが、最近は医食同源の概念が実感としてわかるようになってきた。

マクドナルドのハンバーガーやポテトのように、油やトランス酸が大量に含まれたものを食べることによって体調が悪くなることも感じていたし、そういった健康に配慮している人の話も感覚として納得できるようになってきた。

それはある意味でいうと生活の自由度を落とす事でもあるので面倒に感じる一面で、人生を活動的・精力的に楽しむためには、そういった制約も必要なのかもしれないと思う。

そしてそうした生活をしていく中で、おかゆ等は体によさそうなものの、マレーシアのローカルレストランは大量に油を使って炒めた料理が多いので、実をいうとそこまで健康的ではないという事実もある。

実際、マレーシア人はかなり肥満気味な傾向があるので、そこらへんは注意しないとヘルシーに暮らしているつもりが、実際は真逆であったということになりかねない。


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