熊本地震で海外移住を考えている人に経験者として伝えたいこと


連日熊本地震の余震が続き、毎日のようにニュース速報が出ている。

海外に移住してからは地震に遭遇することがほぼなかったが、今回の最初の大きな揺れの時には一時帰国して、京都に滞在しているタイミングだった。

その後も用事があって福岡に行き、余震が断続的に続いていることを肌で感じることとなった。


さかのぼって3.11を境にして、多くの人が海外に移住していったし、日本から出たいという相談を受けることも増えた。

私自身は当時マレーシアに住んでおり、その後はマニラやセブといったフィリピンでも生活し、現在はホテル暮らしをしている。

すでに3.11以前から海外生活を送っていたが、そんなこともあって移住や各国の住み心地について質問を受けることも多かったが、この2,3年はある程度落ち着いていた。

3.11の後は福島原発から離れるため、海外は無理でも福岡に引っ越していった人が多かったし、今回の熊本地震の直後に福岡入りして会った人の中にも、当時は東京で仕事をしていたものの、震災をきっかけに出身地の福岡に戻ってきた人がいた。


どうしても日本は地震列島なので、対策を講じても被害を避けることはできない。まして熊本は比較的地震のリスクが低いとされていた土地柄。

改めてどこで地震が起こるか分からない場所で暮らすことの危険性が、心理的に迫ってくる形で提示されることとなってしまった。

熊本地震がきっかけで、海外に移住したいと思う人も出てくるだろう。

その選択は悪くないと思う反面、日本を出ればパラダイスが待っているわけではないのも事実。

準備万端な状態で海外に移住するにしろ、とりあえずロングステイをしたり、あるいはショートステイで試してから本格的な決定をするにしろ、うまくポイントを押さえておく必要がある。

あまり感情で走らずに判断をしてほしいと思うが、地震のような目に見えず、次を予想することもできない天災を前にして冷静さを保つのが難しいところもあり、何ともやりきれないところ。

3.11から5年が過ぎたところでの、今回の熊本地震。

改めて生活環境を選ぶ上で、天災の有無について考慮することの重要性を突きつけられた思いがする。

海外移住を考えるのであれば、大きな失敗をしない程度の下調べはあらかじめしておくことをお勧めしたい。

そして、移住前にすべての結論を出すのではなく、走りながら考える柔軟性も持ってもらえればと思う。

日本から海外に出ることはゴールではなく、単なる通過点にすぎないのだから。



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執筆者、伊田武蔵
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