車酔いの薬の効果の70%は気分的なもの!?プラシーボの驚きの働き




車酔いの薬といえば、もはや救世主に近い存在になっている。

あれを飲んでおけば気持ち悪くならずに済み、
逆に飲み忘れれば丸腰で戦場に立つような不安を覚える。

まさに車に乗る時の必需品であり、
自動車の発明にともなって不可欠であったとすら思える。



しかし、実際の薬の効用としては、
車酔いを抑えるのは60%から70%は精神的な安心感で、
成分による効果は30%から40%しかないという話がある。

いわゆるプラシーボ効果と呼ばれるもので、
薬だと思って飲むことが重要な意味を持っている。

本当はただの小麦粉や片栗粉のかたまりであっても、
薬と思って飲めば効く。



これは乗り物酔いのような生命に関わらない問題だけではなく、
風邪や癌においても精神と肉体の症状の話は聞き及ぶ。


たとえば、がん患者が画期的な新薬と称された薬を飲んで、
その後に奇跡的な回復を果たした事例がある。

しかし、その新薬が実は効き目がないことを新聞で見たことで
がんが再発してしまった。

医師が以前の薬を改良したものとして、
別の薬を飲ませたら再び回復の兆しが見えたが、
それも有効ではないことが報道されて再び体調が悪化。

その患者は亡くなってしまったという。



プラシーボ効果は思い込みの激しさによって
強く働くこともあれば、
いまいちに終わることもある。

乗り物酔いの薬でもそうで、
「こんなもので予防できるわけがない」と疑っていれば、
残念ながら効果は現実に薄れる。


逆に、
「車に乗る前にみかんを食べれば酔わない」と言われ、
それを信じてみかんを食べた人は車酔いしづらい。

本当はみかんに何の効果もなかったとしても、
精神的な変化が起こるから。

小麦粉でもいいぐらいなので、
果物でも何でもいい。

別に食べ物である必然性すらなく、
ツボを押したりするのもこうした側面を少なからず持っている。



ということは、
そもそも車酔いをするという先入観が
次の症状を引き起こすことになる。

そして何度も症状が出れば先入観は強まって、
簡単には解けなくなってしまう。

まさに悪循環なわけだが、
私自身もまさにそれにはまっている。


もう車内のにおいだけで気持ち悪くなるし、
振動だけが原因とは到底考えられない。

とは言え、車酔いなんてしないと自己暗示をかけても、
潜在意識に届くわけではないので意味がない。

表面的に自分の気持ちをコントロールしようとしたところで
残念ながら深層心理に到達させるのは困難で、
専門知識がない限りは無理だろう。



結局、車酔いの薬を飲んでおくことで、
大丈夫そうな感覚を得ておくのが
手っ取り早くプラシーボ効果の恩恵に預かる道。

本当は薬なんてむやみに飲まないほうがいいし、
人と一緒にいて急に移動することになった時のように
薬が手元にないケースもある。

そうした場合に余計にプレッシャーがかかり、
気持ち悪くなりやすいというジレンマもある。



それを考えて、
一時期は一切乗り物酔いの薬を飲まなかった時期もある。

しかし、それで慣れるものではなかった。

敵はそう甘くはない。



このまま行くと、
世界各国で乗り物酔いをするはめになってしまうので、
色々対策を調べて実践しているが決定的な解決には至らない。

長時間乗る場合や体調が不穏な時には服用するとか、
メリハリを付けるのも1つの方法かとは思っている。

それがどれだけ功を奏するのか分からないが。



それにしても、自分で運転している時でも
気持ち悪くなることがあるぐらいなので、
根本的な解決はできないのかもしれない。

そう思うこと自体が思い込みを強め、
プラシーボ効果と逆の方向に意識を持って行くと分かっていても
簡単に長年の刷り込みが消えるはずもない。


なかなか悩ましい問題だ。



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執筆者、伊田武蔵
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