ロンドンの入国審査は本当に厳しいのか?試しに行ってみた




世界的に見てもロンドンの入国審査は厳しいと説明されることが多い。

以前に日本から行った時もそう聞いたし、
今回もネットで調べたら同様の噂が次々に出てきた。

たとえば、出国用の航空券を持っている必要があるとか、
十分な現金やクレジットカードの提示が求められるとか、
滞在理由をはっきり回答できないといけないとか。



様々な情報が飛び交うロンドンの入国審査だが、
今回はマニラからの訪問となった。

しかも、この3年半近くはほぼ日本にいない。

これはかなりあやしい履歴が残ってしまっている。


せめてロンドンから他国への航空券を用意したかったが、
アイルランドのダブリンにフェリーで行くことにしたため、
ダブリンからリスボンへの航空券しかない。

何だかまずい予感がする。

初めての時には、入国審査を無事に通過するために
わざわざ英文の残高証明書まで用意した。

しかも日本の銀行で。

今回はそうした準備もない。



完全に以前よりも油断しきっていたが、
結果から言うと無事に入国審査を通過できた。

肩すかしなくらいに簡単に。

何日ぐらい滞在する予定かということと、
どんな旅程かを聞かれた程度。
(パリに行くのかとも尋ねられた)


余計なことを言うとあやしまれそうなので、
ロンドンからダブリンに移動し、リスボンに行くとだけ答えた。

そこから特に計画はないものの
90日の期限いっぱいでフラフラ東の方に行くとか、
そんなことを口にするのはマイナスになるだけ。

イングランド・アイルランド・ポルトガルの3カ国ぐらいで
切り上げる雰囲気にしておいた方が安全だと思った。


と言っても、
パスポートのこれまでのページをやけに念入りに眺めているので、
この時は少し焦った。

理由を聞かれても回答が難しい。

まして英語では。


私としては仕事をしながら移住したり、
旅行したりしてきただけであるものの、
それが入国審査の場で通用する確信はない。

下手な説明の仕方をすれば、
イギリスで不法就労する意思があると誤解されかねない。


しかし、その心配は杞憂に終わった。

散々パスポートをチェックした後で、
無言で通されることになったので。



とは言え、
ロンドンの入国審査がゆるいということではなく、
あやしい兆候があれば引っかかることもあるのだろう。

特に何度も入出国を繰り返したりすると、
おのずと疑われることになる。

シェンゲン協定の期間内での行動であっても、
担当者の恣意による尋問は十分にありえる。


こうして考えると、
頻繁にヨーロッパに行くようになってきた場合、
入国審査はかなり面倒なことになっていくのかもしれない。

別に現地で働くことなどありえなくても、
向こうが先進国である以上可能性として疑われるのは事実。

不法就労の外国人に悩まされている国であるだけに、
そういった部分にはデリケートになるのも仕方ない。



この問題はロンドンだけに限ったことではなく、
今後はバンコクでも出てきそう。

明示されている1回の滞在期間は守っていても、
繰り返し入国することを問題視される可能性は出てくる。

こうなってくると、
拠点を持たずに暮らすにも候補地の分散が必要になる。

しかも、ロンドンは一国の首都であるだけでなく、
EUという大きなくくりにも属している。

基本的にビザなし滞在はヨーロッパがひとまとめ扱いなので、
これだけ多くの国があっても1つに近いくくりになる。

ヨーロッパにおいては、
この点が頭の痛い問題ということになる。



たとえば、ロンドンには何年か行っていなくても、
頻繁にドイツやスペインに出入りしていれば、
久しぶりのロンドンの入国審査で止められるとか、
そういうシナリオも考えられる。

先進国の入国審査の厳しさと理不尽さというのは、
移民や不法就労に対する警戒の裏返しでもある。

関係ないとは言え、
相手からすれば見分けがつかない以上はあきらめるしかない。

とりあえず、今回はあっさり通れて良かった。



ちなみに、空港につながっている地下鉄駅で
オイスターカードという鉄道パスを買おうとしたら、
初めてロンドンに行った時のポンドは使えないことが発覚。

その後に紙幣が一新されたらしい。

クレジットカードで購入することができたので、
その場で困るようなことはなかったものの、
不便な変更がされたものだ。



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執筆者、伊田武蔵
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